曲矢さんのエア彼氏 木村くんのエア彼女 ガガガ文庫

中村九郎

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784094511222
ISBN 10 : 4094511229
フォーマット
出版社
発行年月
2009年03月
日本
追加情報
:
15cm,320p

商品説明

「ボールは友だち以上にはなれないんだよ?」

「さよなら」バッグもバッグの中身も、俺にはもう無用の物。ヒザを壊し、バスケをあきらめた俺が放り投げたバッグは――びしょ濡れの制服女に激突。「わ、私をををを追って二騎ののの騎馬兵ががが……」俺は曲矢と出会ってしまった。普通の人間には見えない、空想がつくりだした“エア彼氏”をもつ電波女に……ってなんでエア彼氏が見えてんだ俺? つーかあの可愛いコ、エアなの? エアすごくね? こうして曲矢を師匠に、俺のエア彼女づくり修行がはじまった。俺の彼女はバスケットボールに顔を描いた“バスケ子先輩”だっ! ……あれ?

内容詳細

「さよなら」バッグもバッグの中身も、俺にはもう無用の物。ヒザを壊し、バスケをあきらめた俺が放り投げたバッグは―びしょ漏れの制服女に激突。「わ、私をををを追って二騎ののの騎馬兵ががが…」俺は曲矢と出会ってしまった。普通の人間には見えない、空想がつくりだした“エア彼氏”をもつ電波女に…ってなんでエア彼氏が見えてんだ俺?つーかあのかわいいコ、エアなの?エアすごくね?こうして曲矢を師匠に、俺のエア彼女づくり修行がはじまった。俺の彼女はバスケットボールに顔を描いた“バスケ子先輩”だっ!―。

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • t_hirosaki(t_hirosaki) さん

    あれ……普通に面白くね……? 冒頭の結線間違えたような文章は相変わらずの九郎神っぷりでしたが以降は意外と大人しかった気がする。ラストの重大な伏線に普通に引っかかったのが悔しい。文章に違和感があったんだけど九郎だしなあと思って読み飛ばしていた部分がよもや伏線とは……。彼の作風を知っていればいるほど引っかかる。このトリックは神の用意した踏み絵であると言えるかも知れない。あとそのなんだ正義さん妹相手に何やってんスかwwエアセックスパネェっスwww

  • 秋山真琴 さん

    電子文庫パブリのiPhoneアプリで読んだ。『樹海人魚』の続きが出ないなあと思っていたら、まさかの新シリーズ。慌てて読み始めてみたら、安心の、中村九郎クォリティ=読みにくいこと、この上なし! いつも通りの詩的な空想と、詩的な文章を楽しもうと思ったら、現実的な仕掛けがあって、思わずそのギャップに驚いた次第。しかし、曲矢さんの下の名前がサンノだなんて、桜庭一樹と肩を張れるレベルのネーミングセンス。さすが我らが中村九郎。

  • 指 さん

    主人公の内的な問題がヒロイン存在そのものと一体化している。このことが、ヒロインの問題に仮託して主人公の問題を解決するという簡明な構造を作り上げている。Fate以降のギャルゲフォーマットよろしく、ヒロインよりも主人公の内面に焦点をあてるタイプの作品の中でも、手の届かないヒロインへの未練が主人公の内面と直結しているという面白い形式。何のこっちゃ。

  • オダ さん

    「ガガガ文庫初期メンツってこんな感じだったな……」と失われた時を想うことになったりと、なんだかんだで楽しませてもらった。終盤の答え合わせで「読んでるとき杏子が出てくるたび胸が痛くなったの、素直な反応だったな……」となった。ゼロ年代を感じる事が出来るセカイのお話でした

  • tachibana さん

    プロローグが完璧だっただけに,その後の文章が割と普通だったのが残念でした.杏子かわいい

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中村九郎

1979年12月13日生まれ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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