ショスタコーヴィチ評盤記 2

中川右介 / 安田寛

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784871985628
ISBN 10 : 4871985628
フォーマット
出版社
発行年月
2009年07月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
19cm,290,12p
302p B6

商品説明

★ますます注目されているショスタコーヴイチの最新・新譜デイスク・ガイド
2007年から2008年にかけて、国内・海外でリリースされたショスタコーヴィチ作品の、CD、DVD、150タイトルを、二人のショスタコ・マニアが聴き破り、最新の演奏と、歴史的演奏について、対談形式で熱く論じる。
クラシックジャーナルに連載したものを推敲し、好評に応えて単行本化。

20世紀ロシアの激動の時代を生き抜いた、偉大な作曲家ショスタコーヴッチ(1906〜1975年)。2006年の生誕100年を契機に、数多くのディスクがリリースされている。既に2005・2006年のものを2007年に発行したが、続編として発行する運びとなった。

ショスタコーヴィチにおける名演には何が必要なのか。
20世紀最大の作曲家の魅力とは?
聴けば聴くほど、面白い!

●かつてない透明感、ルバツキーテの「24の前奏曲とフーガ」
●ヘルビヒの10番、イメージを一新
●若いのに風格、ラ・サール
●真打登場! 立派な第5番 クライツベルク
●ボレイコで4番は普通の名曲に
●あまりに叙情的で不思議なアーロノヴィチの7番
●驚くべき20代のチェリスト クヴャトコフスキの協奏曲
●観る人を選ぶドキュメンタリー 『ヴィオラ・ソナタ』
●空疎な名演 小澤の5番
●耽美なイメージを覆す ウィグレスワースの12番
●音楽をしているビシュコフの10番
●奇跡的な名演 ロストロポーヴィチのモスクワ凱旋ライヴの5番
●ただものではないチェン 小品には圧倒、ソナタには引き込まれる
●スヴェトラの5番 批判の余地を与えない信念の演奏
●ハイティンクの4番 シカゴ響でも相変わらず
●ズヴェーデンの5番 劇的ではなく客観的
●ニコラーエヴァ「前奏曲とフーガ」映像版、好みが分かれる
●ロジェストヴェンスキーの4番の映像版 指揮ぶりは面白いが…
●カラヤンのモスクワ・ライヴ復活

内容詳細

目次 : 〜ショスタコーヴィチにおける名演には何が必要なのか。 / 20世紀最大の作曲家の魅力とは?2007年と2008年の2年間に / リリースされた約150枚のCDの最新の演奏と歴史的演奏を語る。〜 / ■第1回 2007年1月〜第12回 2008年12月 / ●かつてない透明感、ルバツキーテの「24の前奏曲とフーガ」 / ●ヘルビヒの10番、イメージを一新 / ●若いのに風格、ラ・サール / ●真打登場! 立派な第5番 クライツベルク / ●ボレイコで4番は普通の名曲に ...ほか / ■番外編 廃盤CDを語ろう 2009年2月 / [著者]ショスタコ・ビューロー 中川右介、安田寛

【著者紹介】
中川右介 : クラシックジャーナル編集長、アルファベータ代表取締役編集長。1960年生まれ。早稲田大学第二文学部卒業

安田寛 : 1970年9月25日、神奈川県生まれ。書籍輸入業、大手CDショップチェーンを経てフリー・ライターに。専門分野、関心ある分野はクラシック音楽(ロシア=ソヴィエト、イギリス、アメリカ、日本などの近・現代)の他、アニメ、漫画、写真、文学理論、心理哲学など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • あやてい さん

    1巻目は持っているけれれど、続編が出ているのは知らなかった。最初の巻は大いに参考にさせてもらった。そちらは交響曲全集の印象が強いのだけれど、こちらの方は小品含めて実にいろいろな作品の録音が採り上げられている。ショスタコーヴィチファンとしてはうれしい一冊だけれど、そうでない人にはたぶんどうでもいい本。しかし、これらのCDの多くがたぶん廃盤なのだろうと思うとね、悲しくなる。

  • PapaShinya さん

    安田氏のあとがきによれば、タコはスルメだという。かめばかむほど。そうかもしれないが、この対談の中では、どちらかというと中川の感想に近い印象をもった。タコマニアではないということだな。ショスタコは、ピアノが作曲者本来の楽器のハズなのに、案外ピアノ曲が少ない。が、入門にはピアノ曲が良かったりする。自分もキースの24の前奏曲とフーガから入った。だが、タコの本領は交響曲だろう。この古臭い形式で音楽を書き続けたのは鉄のカーテンのおかげ。検閲用に、タコ本人の手による全交響曲の2台ピアノ版があるらしい。早く出してくれ。

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