都市計画の思想と場所 日本近現代都市計画史ノート

中島直人

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784130611367
ISBN 10 : 4130611364
フォーマット
出版社
発行年月
2018年06月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
402p;22

内容詳細

クリティカルな都市計画史へ。来るべき都市計画史の思考と実践。

目次 : 序 日本近現代都市計画史ノート 都市計画の思想と場所を求めて/ 第1部 都市と都市計画家(日本近代都市計画における都市像の探求/ 「中心市街地活性化」のアーバニズム ほか)/ 第2部 まちづくりと都市デザインの思潮・運動(郊外風景の思想史/ 民間保勝運動の展開と理念 ほか)/ 第3部 東京の場所性と都市計画(東京 多様なアーバニズムのアリーナ/ 浅草 「昭和の地図」の想像力 ほか)/ 第4部 記憶の継承と都市計画遺産(岩手の詩人計画者たち/ 三陸地方の都市計画史1 計画遺産 ほか)/ 結 都市計画史の語り手は誰か?

【著者紹介】
中島直人 : 1976年生。東京大学大学院工学系研究科准教授。都市計画論・都市計画史・都市デザイン(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • wat0072007 さん

    都市計画を学び直すにあたり選んだ一冊。中島氏は都市計画の本道を行く人であることを感ずる。都市計画とはお上のプランニングだけでは進まず、市民が参加して作り、受け継いでいくべきものだ、という考えに初めて触れた。

  • しお さん

    前半の二部は傑作。後半の二部は関心が薄いテーマも多く半分以上読み飛ばした。序論の都市計画史の分類、19章の東京五輪における「五輪後の東京のビジョンの不透明性」への警鐘、結びの一人称研究や詩の議論が特に面白い。中島先生は場所よりも人を語るときの方が生き生きしている気がする。(建築家に比べて)最近の都市計画家の思想は画一化(歴史を探究、ボトムアップなまちづくり、ヒューマンスケールの都市デザイン)されているような気がしてしまう。もっと過激な思想を持つ人の言葉と都市に触れてみたい。

  • そうき さん

    プランナーの思想と、それが表出していると思われる場所に着目して書かれた論考集。 個々人あるいは個々の運動の根底にある思想を探るという営みは興味深かった。この本で取り上げられるような人たちの歩みは間違った方向ではなかったはずなのに、多くの優秀な人間が携わってきているはずのこの分野において、いまだに都市像が不在ゆえの「都市計画未だ成らず」状態が続いているのはさびしい。

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