バイリンガル教育の方法 12歳までに親と教師ができること アルク選書

中島和子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784757426986
ISBN 10 : 4757426984
フォーマット
発行年月
2016年01月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
アルク ,  
追加情報
:
272p;21

内容詳細

目次 : バイリンガルとは?/ 子どもの母語の発達と年齢/ バイリンガル教育の理論/ 家庭で育てるバイリンガル/ イマージョン方式のバイリンガル教育/ 年少者英語教育とバイリンガル教育/ マイノリティ言語児童生徒とバイリンガル教育/ 海外児童生徒とバイリンガル教育/ 海外日系児童生徒とバイリンガル教育/ バイリンガルと文化の習得/ バイリンガル教育への疑問/ バイリンガル教育の日本お言語教育への貢献

【著者紹介】
中島和子 : 東京都出身。国際基督教大学・大学院、トロント大学大学院卒。トロント大学教授を経て名古屋外国語大学教授・日本語教育センター長。現在トロント大学名誉教授・トロント補習授業校高等部校長。専門はバイリンガル教育、継承語教育、日本語教育学。「カナダ日本語教育振興会」・「母語・継承語・バイリンガル教育(MHB)研究会」の会長を歴任、2015年現在両会の名誉会長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • shoko さん

    バイリンガル教育研究者による本で、カナダのイマージョン教育を骨子にバイリンガル教育の実践が語られる。「バイリンガル教育」が要求される想定場面の射程範囲が広く、家庭/海外駐在中/移住先/日本の学校教育において、と一通り網羅されている。※カナダはマイノリティの仏語圏を抱える多言語国家で、国の分裂を防ぐため英仏のバイリンガル教育をする社会的要請があった。多くの国で外国語教育が失敗していた中、初めての成功事例と国際的に目され、各国に方法論が輸出されている。また、多文化主義であるため、移民の継承語の維持にも熱心。

  • makimakimasa さん

    純日本人の息子をジャカルタの英語インター幼稚園に通わせている立場から読む。著者がバイリンガルで子育てしたトロントは、自分が妻と出会った街でもあり親近感。母語の基礎固めは漢字習得に時間を要す日本人には特に重要と思うが、思春期前に衰退する言語形成期は言語自然習得の力あり、その頃に外国語で学ぶと国語力にもプラスの影響あるという。モノリンガルより柔軟な思考で学力にも相乗効果。子供に日本語訳を教えてやるのがNGなのはこの「予測する力」を奪うからで、それを培うのが本の読み聞かせ。お釣りは将来何倍にもなって返ってくる。

  • さとう さん

    飛ばし読みだけどなかなか充実。また必要なときに。

  • こたろう さん

    バイリンガル教育を子供にするために気をつけることと、実際のバイリンガル教育を行った事例の良い面と悪い面が書かれた本。複数言語環境で教育したからと言って、必ずしも母国語と同じ程度の理解力を習得することが出来ない可能性や、失敗すると、母国語すら満足に習得することが出来なくなる可能性も考えないといけないということ。日本にいて、日本語しか話さない親の元だと、かなり工夫が必要だと思う。単に言語のシャワーを浴びせれば良いというわけではないことがわかる本。事例は2、30年前のものが多く、理論に更新があるかも知れない。

  • yuki さん

    ハウツー本というよりバイリンガル教育に関する研究のまとめとそこから筆者がたどり着いた解を示すような本。母語の重要性や2言語学ぶことによる母語への影響等も書かれていてとても面白かった。カナダのイマージョン教育に関する記載はなるほどと思ったしある研究者の「フランス語はまるで 2枚目のコートを手に入れるようなもので、 2枚あればおしゃれもできるし、 1枚のコートで退屈しないですむ」」という表現が素敵。

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