大過剰 ヒト・モノ・カネ・エネルギーが世界を飲み込む

中島厚志

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784532357245
ISBN 10 : 4532357241
フォーマット
発行年月
2017年03月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
224p;19

内容詳細

リーマン・ショックを機に過剰供給に転じたヒト、モノ、カネ、エネルギー。不足を前提とした従来の経済の議論はもう通じない。「過剰の時代」を踏まえないと、新興国の失速、イギリスのEU離脱、トランプ政権誕生など世界経済の波乱要因をストーリーとして理解できないのだ。日本にどのような逆転のチャンスがあるかも解明する新しい経済論。

目次 : 序章 疑われる世界経済の「常識」/ 第1章 モノが余る時代/ 第2章 世界で流動化する人材/ 第3章 史上初のマネー過剰/ 第4章 エネルギー過剰時代/ 第5章 行き詰まる世界経済/ 第6章 世界経済ブレイクスルーの方向/ 第7章 日本経済、最大の逆転策

【著者紹介】
中島厚志 : 独立行政法人経済産業研究所理事長。1952年生まれ。75年東京大学法学部卒、同年日本興業銀行入行、調査部主任部員、産業調査部副部長、パリ支店長、パリ興銀社長などを経て、2000年調査部長、2003年みずほコーポレート銀行執行役員調査部長兼みずほ総合研究所執行役員チーフエコノミスト、04年みずほ総合研究所専務執行役員調査本部長、11年より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • まゆまゆ さん

    リーマンショック以後、世界経済は不足の時代から過剰の時代へ。新興国による輸出主導の経済成長は限界を迎え、人材は流動化。GDPとマネーサプライが逆転するほどのカネあまり。ただ日本はまだグローバル化の余地は十分にある。そこに成長を求めてもいいが、来る超スマート社会への経済構造改革とイノベーションこそが日本成長のカギである。

  • 犬養三千代 さん

    ヒト・モノ・カネ・エネルギーか過剰になった世界経済の解説。 アメリカのシェールエネルギーの可能性を重要視しているなと思った。 スウェーデンとシンガポールを手本とする考えだが、日本は無理のように思う。 人材育成が鍵となるのは当然だが大学無償ではない。 世界経済というより先進国の生き残りを模索しているのはその他の視点が欠けているように感じた。

  • トラッキー さん

    ヒト、モノ、マネー、エネルギーの過剰が今日の世界経済の行き詰まりの根源にあるとする分析は一定の説得力を持つが、その更に根元である需要不足や格差社会の広がりなどに目を向けないと、解決策を誤る危険がある。今後の打開のカギがICT を活用したスマート社会実現というのも経産省の宣伝のようで実感が湧かない。本当にスマート社会で雇用や所得が増えるのだろうか?疑問だ!

  • 父さん坊や さん

    せっかく読んだのですが、印象に残らなかった。やはり普段から楽に読めるものを斜め読みする癖がわたしの側にあるからでしょう。内容はしっかりしているので、もう一回読むべきだな。読んでためになるのは実はこういう本。

  • ponte さん

    以下備忘録。 ・ヒト・モノ・カネが完全に自由移動となれば、ベストパフォーマンスで活躍できる国や地域に資源が集まるのが合理的である。 ・先進国を中心に世界経済が、新興国の大きな輸出供給能力増加を吸収できなくなっている姿である。そのため、輸出主導型経済成長モデルが見直される局面が来ている。 ・世界経済が成長を遂げるには、先進国がサービス貿易で差別化できること、移民などを抑えるため新興国が経済成長できること。先進国は、今までと異なる財やサービスを生み出して、全く新しい需要を作り出す必要がある。

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