髑髏城の七人 双葉文庫

中島かずき

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784575519785
ISBN 10 : 4575519782
フォーマット
出版社
発行年月
2017年03月
日本
追加情報
:
368p;15

内容詳細

時は戦国、天正一八年。関東一の色里、無界の里に関東髑髏党が襲来した。里にかくまわれていた沙霧を狙う髑髏党の前に、客の捨之介や里の主・蘭兵衛らが立ちはだかる。じつは、捨之介と蘭兵衛、髑髏党を率いる天魔王には深い縁(えにし)があった――。戦国末期、信長の亡霊と無頼の徒の死闘を描いた『劇団☆新感線』代表作の小説版。

【著者紹介】
中島かずき : 1959年、福岡県生まれ。1985年より座付作家として、劇団☆新感線に参加。『アテルイ』で2002年朝日舞台芸術賞・秋元松代賞、第47回岸田國士戯曲賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • Natsuki さん

    下弦の月髑髏を観に行ってからの読了。ノベライズというよりは、これも一つの髑髏城なのだと確認できた。それぐらい別物に仕上がっている。月髑髏と小説髑髏しか知らないが、他の髑髏もきっとまるで色合いが違うのだろう。全ての髑髏城を観てみたいし、リピートする人が多いことも頷ける。小説髑髏では兵庫の真っ直ぐな男気に惚れ惚れ。蘭兵衛の心の脆さ危うさは小説ならではの描写で、ほんの少しその心の内を知ることができた気がして良かった。

  • はなん さん

    友人からの頂き物)現在上演中の劇団☆新感線「髑髏城の七人・花」その骨格とも言うべき位置にこの小説はあるんだな、と思う。キャスティングは「花」の方々が自然に浮かびつつ、でも圧倒的に心情の流れが納得できる物語としてこの小説があった。アカ、アオを知らないので比べられないけれど、一人二役の方が気持ちの動きは捉えやすいかもしれないなぁ。特に中心の二人に関しては。舞台での違和感をきっちり補完させてもらい、次に観に行くのか楽しみにもなった。予想外にとても読みやすい文章でもあり舞台を観ない人でも面白い物語と思う。

  • yasu_0215 さん

    劇団☆新感線ファンの私にとって「髑髏城の七人」は内容を知り尽くしているつもりでした。舞台やゲキシネで何度も観ている作品です。 でも小説「髑髏城の七人」はそんな私の甘い納得を嘲り笑う深い作品でした。一つ一つの背景の深さとスケールの大きさはさすが小説です。圧倒されました。 とても楽しむことが出来る作品ですが、もし内容を知らずしてこの作品を読んでいたら、きっと途中で落ちこぼれているかもしれないとも感じました。 毎回いろいろ楽しめる「髑髏城」は素敵な作品です。

  • Yuri さん

    劇団☆新感線の世界観がすごく好きで。ここを目指して劇団を立ち上げた訳ですから。 髑髏城の七人は再演時から観ていて大好きな舞台。小説になって細やかな心情が描かれていて(脳内でキャストは再演のに変換しつつ)ホントに深い世界だったんだと改めて感動。

  • ばななな さん

    ノベライズではないのだけど、やはり芝居ならではのテンポや展開を随所に感じました。 特に中盤からのどんでん返しの連続。小説だと強引だと感じたけれど、舞台だと音響、照明、役者の力でぐいぐい引き込まれていくんだと思いながら読みました。 舞台で観たい!でも、これはこれで楽しめました。

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人物・団体紹介

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中島かずき

1959年、福岡県生まれ。舞台の脚本を中心に活動。85年4月『炎のハイパーステップ』より座付作家として「劇団☆新感線」に参加。以来、『髑髏城の七人』『阿修羅城の瞳』『朧の森に棲む鬼』など、“いのうえ歌舞伎”と呼ばれる物語性を重視した脚本を多く生み出す。『アテルイ』で2002年朝日舞台芸術賞・秋元松代

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