クワタを聴け! 集英社新書

中山康樹

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784087203806
ISBN 10 : 4087203808
フォーマット
出版社
発行年月
2007年02月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
18cm,414p
18cm,414p

商品説明

怒涛の全曲紹介で、〈天才〉の魅力に迫る! なぜこうまで桑田佳祐の曲はリスナーを惹き付けるのか? サザンオールスターズはもちろん、嘉門雄三やクワタバンド、ソロアルバムからシングルB面まで、「楽曲をひとつずつ紹介」し、その秘密に迫る! 曲名で引ける索引付き。

【ポイント】
・新書初!の桑田佳祐本。
・サザンだけではなく、クワタバンド、ソロアルバムからシングルB面まで、全曲を1ページ1曲で時代背景も含めて丁寧に紹介。
・著者は『超ジャズ入門』『ジョン・レノンを聴け!』など数々のヒット作がある音楽評論家・中山康樹さん。

内容詳細

一九七八年に「勝手にシンドバッド」でデビュー以来、今もなお多くのファンの心をつかんで離さない、日本を代表するバンド、サザンオールスターズ。その数多い魅力の中心に、メインヴォーカルを務め、多くの楽曲を創り続ける桑田佳祐の“天才”があることに、疑いの余地はない。その天才の秘密はどこにあるのだろうか。本書は、サザンオールスターズはもちろん、桑田佳祐のソロアルバム、嘉門雄三やクワタバンドといったプロジェクト、シングルB面まで、三五〇曲以上の楽曲を一曲ずつ論じ、その尽きせぬ魅力の源泉をさぐる。

目次 : 熱い胸さわぎ/ 10ナンバーズ・からっと/ タイニイ・バブルス/ ステレオ太陽族/ 嘉門雄三&VICTOR WHEELS LIVE!/ NUDE MAN/ 綺麗/ 人気者で行こう/ KAMAKURA/ NIPPON NO ROCK BAND〔ほか〕

【著者紹介】
中山康樹 : 1952年大阪府生まれ。音楽評論家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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細野、大瀧、山下でもなく「桑田」を取上げ...

投稿日:2007/03/15 (木)

細野、大瀧、山下でもなく「桑田」を取上げた事が正しい。桑田こそ理解され、真っ当に語られるべき存在なのだ。残念なのは、Miles本ほどの鋭さは感じられない(また、鋭さの方向が明らかに誤っていたりする)。著者は日頃何処までサザン&桑田を聴いてきた人なのか?(身にナル程聴いてきたのか?好き?とも違うような印象の残尿感)。それでも面白い、がヴァージョンUPを期待す。

クワタを書け さん | 日本 | 不明

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 佐島楓 さん

    2007年までのサザン・クワタバンド・ソロ・シングルB面を合わせた全曲を批評したもの。ベスト盤を集めている最中程度のぬるいファンとしては、まだこんなに聴いていない曲があるんだなーという気持ち。桑田さんの音楽的背景と紆余曲折があってこそのサザンでありソロなのだと理解できたし、絶版になってしまっている本からの引用なども興味深く読めた。ただ星の評価は賛否両論ありそう。

  • sas さん

    サザンは勿論、ソロ、クワタバンドも含め350曲以上を一曲ずつ論じた本。「桑田の音楽は、洋楽の要素と邦楽が混然一体となった、奇妙にして絶妙なバランスの上で成立していた」とは正に同感。熱心なファンでない人からは、独特の歌い方のイメージばかり強いかもしれないが、音楽的な幅の広さは驚異的で、あらゆる音楽の要素が詰め込まれている。彼の音楽にはジョンレノンから前川清まで入り乱れている。本では各曲を星5つで評価しているが、納得いかない評価も多い。(いとしのエリーが星3つ?)まあ人それぞれ考え方があるから良しとしよう。

  • 怜 さん

    個人の思い入れが強すぎてところどころ、うーーんとなる。クワタ愛にあふれています。思えば長い付き合いのサザンオールスターズ&クワタケースケやはり自分なりの好みがあり、それが著者と共有できないときはジレンマになる。アルバムごとの感想もあればよかった。

  • 坊っちゃん さん

    ★★★★ サザン/桑田ソロのデビューから2006年までの楽曲すべてを五つ星評価で採点、評論した労作。85年までの評論でごまかした某書とは違います。評価についていろいろ意見が分かれるのは仕方がないですね。ただ原由子をちょっと絶賛しすぎじゃない?、とは思う。巻末に索引を付けたのはとても便利でナイス!これだけでデータブックとしての価値がある。サザンに興味のない方には無用の本でしょうが、お好きならぜひ手元に置いておきたい一冊。(コメント:2019/06/29)

  • ゆたか さん

    アルバム「ステレオ太陽族」や、隠れた名曲中の名曲(と自分は思っている)「女流詩人の哀歌」が低く評価されている点で、筆者と自分は感性が違うのかも知れない。しかしながら、「ミス・ブランニュー・デイ」に対して「献上できるものならこの世のありったけの星を捧げたい」とべた褒めしているだけで、納得のいかない記述も許してしまいたくなる。

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人物・団体紹介

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中山康樹

1952年、大阪府堺市生まれ。ジャズ専門誌「スイングジャーナル」編集長などを経て、独立後は音楽評論家として活躍。「スイングジャーナル」時代には、現地取材で多くのジャズ・レジェンドと親交を深め、とくにマイルス・デイヴィスについては、そのレコーディングに立ち会うなど、「マイルスにもっとも近い日本人」と呼

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