石油とマネーの新・世界覇権図 アメリカの中東戦略で世界は激変する

中原圭介

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784478067291
ISBN 10 : 4478067295
フォーマット
出版社
発行年月
2015年08月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
285p;19

内容詳細

核開発問題を巡る交渉でイランと最終合意を迎えようとしている。このアメリカとイランの雪解けで、世界のパワーバランスが激変する。原油の需給均衡が崩れると、世界経済はどんな影響を受けるか。ロシア、中国などの新興国の影響力はどうなるか。ダイナミックな国際情勢の動きから、世界経済の行方、日本社会の将来を占う。

【著者紹介】
中原圭介 : 経営・金融のコンサルティング会社「アセットベストパートナーズ」の経営アドバイザー、経済アナリスト。「総合科学研究機構」の特任研究員も兼ねる。企業・金融機関への助言・提案を行う傍ら、執筆・セミナーなどで経営教育・経済教育の普及に努めている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 加納恭史 さん

    著者の中原圭介氏は最新のエネルギーの見事な展開を説明してい。シェールガスの採掘により、世界のガス需要が高まり、エネルギー価格の下落が始まっています。環境問題で太陽光発電だけがすべてではありません。エネルギー資源の枯渇の可能性は低まりました。アメリカのシェーガス採掘は再び 天然ガスの採掘の可能性を高めました。もはや原油資源に頼らなくなりそうです。中原氏は世界的な資源国の分析も見事です。アメリカが最大の資源国になりつつあります。しかし中東の治安は悪くイスラム教内の宗派対立は終わりそうにありません。

  • Honey さん

    今までのエネルギー=石油をめぐる各勢力の動き…それが世界史を作ってきたのですね。 そして、これからは石油のほかにも…変わる世界を見据えて、日本に明るい未来を!

  • しんたろう さん

    米シェールオイル・ガスが資源価格に与えた価格革命が世界の経済と政治に大変革を与えつつある事実を詳細に指摘。加えて今後国際社会に復帰してくるイランの影響と、国際情勢の火薬庫となった中東情勢の今的・歴史的背景を詳細に解説。大変勉強になる良書です。

  • Mitz さん

    シェール革命、イランの制裁解除、反米資源国の凋落、米国とキューバ等の接近……。複雑怪奇な情勢であるが、つまるところ米国vs中国の覇権争いであるという視座に立てば、新たな世界覇権争いの勢力図が見えてくる。この書が提示する文脈の中で見ると、TPPやAIIBをめぐる大国の思惑が浮き彫りとなり、地政学と世界経済が切り離すことのできない問題だという事を知る。そして、日本もその渦中にいるということも…。一抹のキナ臭さはあるものの、米中関係は政冷経熱の間で均衡しそうだが、憂慮すべきは中東情勢。今後の動静を注視しよう。

  • hk さん

    「覇権国の座をめぐり鍔迫り合いを繰り返す米中。両者にとって焦眉の急はイランである」 経済成長率に陰りが見えるとはいえ中国の伸長は依然として止まらない。中国が呼びかけたAIIB創立メンバーの錚々たる顔ぶれを見ても、そのプレゼンスの強大さが窺い知れる。そしてアメリカの最大の懸案事項は「中国が良質な原油産出国であるイランを籠絡して、ユーラシア経済圏が確立されてしまう」ことだ。こういった背景があり、2014年にアメリカとイランの歴史的雪解けがなされた……イランをキャスティングボードとみたて世界経済を俯瞰した一冊。

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