中原中也全詩歌集 下 講談社文芸文庫

中原中也

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784061961296
ISBN 10 : 4061961292
フォーマット
出版社
発行年月
1991年05月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
16cm,505p

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読書メーターレビュー

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  • 燃えつきた棒 さん

    感想を書く際には、既に人口に膾炙している詩を引くのはよそうと思っていたのだが、上下2巻を読み終えた今、心から引用したいと思うのは「朝の歌」をおいて他にない。 中也が、詩人として立つこととなった詩であり、病床にあった彼の父が読んで涙したものでもあり、僕にとっても、うつ病からの回復期に真っ先に心に浮かんできた詩でもあるので、いまさらという感もあるが、やはりこの詩を引いておきたいと思う。

  • 双海(ふたみ) さん

    未刊詩篇の全てを収録しています。手元に置いておきたい一冊。

  • 瀬々 さん

    出てくる言葉の一つ一つがなんだか切ない。花も儚くて、もし触れることができたら散ってしまいそうだ。未刊詩集もたっぷりと堪能できて満足です。この上下巻は本当に大切な本です。

  • 肉欲棒太郎 さん

    「嬉しいことも、あつたのですが、/ 回想されては、すべてがかなしい」 「愛するものが死んだ時には、/ 自殺しなければなりません。/ 愛するものが死んだ時には、/ それより他に方法がない。」 「彼女等は、悲しんでゐるけれどその悲しみを/ ごまかして、幸福さうに見せかけてゐる。」 「僕は人間が笑ふといふことは、/ 人間が憎悪を貯めてゐるからだと知つた。」 「心とは貧困な、物質である。」

  • 桜井夕也 さん

    「さうと思へば涙がこぼれる/なんだか知らねえ涙がこぼれる」

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中原中也

明治40年(1907年)山口県生まれ。東京外国語学校専修科仏語部修了。30歳で亡くなるまでに350篇以上の詩を残し、ランボオなどの翻訳も手がけた

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