基本情報
内容詳細
ローカルな知は科学となるのか。農業は古来、多くの地域で主要な産業であった。工業化が進む中、諸科学と葛藤しつつ「農学」を成立させていく知と制度の展開を、近代イギリス社会の文脈であざやかに描き出す。
目次 : 第1部 観察・啓蒙の時代―一八世紀末期(農業改良調査会の設立と展開/ スコットランドの農業研究―諸科学との関係)/ 第2部 土地管理人と農業試験の時代―一九世紀前中期(農業知識と土地管理人の役割/ 所領経営と農業/ 農業試験と諸制度の形成/ 農業化学と試験研究の展開)/ 第3部 法則化と制度化の模索時代―一九世紀後期(農業の展開と技術研究/ 農業研究の進展/ 王立農業カレッジの模索)/ 第4部 農業科学政策による制度化の時代―二〇世紀初頭(農業研究・教育体制とカレッジ・大学/ 農業科学政策と研究・教育体制/ 農学と研究機関)/ 第5部 プロフェッションと国際化の時代―二〇世紀前期(農業経済学とプロフェッションの誕生/ 農業経済プロフェッションと国際化)
【著者紹介】
並松信久 : 1952年生まれ。1981年京都大学大学院農学研究科単位取得満期退学。京都産業大学国土利用開発研究所教授などを経て、京都産業大学経済学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
(「BOOK」データベースより)
ユーザーレビュー
ビジネス・経済 に関連する商品情報
-
「ほんとうの社会のしくみ」を知ろう。出口治明『ほんとうの社会科』 還暦で起業し、現在APUの学長の出口治明氏が伝える、自分らしく働き、幸せに生きるための「ほんとうの社会のしくみ」。 |2023年04月04日 (火) 10:00
-
父が娘に語る美しく、深く、壮大で、とんでもなくわかりやすい経済の話。 10/1(土)NHK Eテレ「理想的本箱」にて紹介され話題!10代の娘の「なぜ、世の中にはこんなに格差があるの?」と... |2022年10月11日 (火) 13:00
-
『スマホ脳』の著者 最大のベストセラー『運動脳』 脳は身体を移動させるためにできていた。「歩く・走る」で学力、集中力、記憶力、意欲、創造性、全部アップ!有酸素運動で脳... |2022年09月07日 (水) 13:00
-
世の中の根本を疑え『22世紀の民主主義』 断言する。若者が選挙に行って「政治参加」したくらいでは日本は何も変わらない。これは冷笑ではない。もっと大事なことに目... |2022年08月24日 (水) 10:00
-
人気筆者による独学術『キャリアをつくる独学力』 なぜ今組織において独学力が求められるのか?「学び続ける人だけが生き残る」−−。“成果主義”などの概念を人事マネジメン... |2022年08月22日 (月) 00:00
おすすめの商品
商品情報の修正
ログインのうえ、お気づきの点を入力フォームにご記入頂けますと幸いです。確認のうえ情報修正いたします。
このページの商品情報に・・・