盆踊り 乱交の民俗学

下川耿史

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784861823381
ISBN 10 : 4861823382
フォーマット
出版社
発行年月
2011年08月
日本
追加情報
:
239p;20

内容詳細

「盆踊り」とは、生娘も人妻も乱舞する“乱交パーティ”だった…。歌垣、雑魚寝、夜這い、盆踊り。日本人は、古代より性の自由を謳歌してきた。万葉の時代から近代までの、民俗文化としての“乱交”の歴史。

【著者紹介】
下川耿史 : 1942年、福岡県生まれ。著述家。風俗史家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • バトルランナ− さん

    微妙。まあ、予想どうりの内容。P99の滋賀県筑摩神社の女性が一年間男性と関係した数だけ鍋をかぶらなければならない。嘘つくと神罰。ってすげー。まあ、それだけかなあ。副題に騙された。今村昌平の映画『楢山節孝』を何回も思い出した。いい映画だったな〜!5点満点中2点。

  • ジャズクラ本 さん

    ◎著者は風俗ライター。歌垣を起源としていることや、若衆組との関連性、雑魚寝、踊り念仏からの発展など、盆踊りの起源を、特に性文化の観点から整理したもの。特に奇を衒った筆の走りすぎなどがなく、よく調べて書かれているし参考文献も充実している。柳田や折口などを筆頭に先人民俗学者に辛辣な記述があるのが多少気にはなる。もう一冊盆踊りの本を入手中なので、そちらも併せて確認してみたい。

  • gtn さん

    古代の「歌垣」から、中世の「雑魚寝」「夜這い」、そして念仏踊りの影響から江戸時代に「盆踊り」へと行き着く民俗が、男女の性関係と密着していることに著者は日本人として誇りを感じている。一方、折口信夫等、性文化に照れを示す学者を軽蔑、いや唾棄する著者。あらゆる習俗が人間の情動から生まれたことを立論しようとする著者の姿勢に共感する。

  • midnightbluesky さん

    もともと農村や地方の性的なことに目をつむっている文章ばかり書いてきた柳田民俗学には???と思っていたところがあって、権威ってダミだよな、やっぱり、なんて落胆していたが、案の定な内容であった。性と生は直結しているわけであって、それを排除して民俗学は語られないのではなかろうかしら?なんて。←素人。

  • よく読む さん

    昔、日本人は性におおらかだった。歌垣という、男女が集まり歌を詠みあい相手を見つける場があり、それが宮中では踏歌として発展、また岳のぼり(寺篭り)の場では歌わず雑魚寝が発展した。後に、法然や親鸞が美声で念仏を唱え、女性にモテ、一遍たちがロックに踊りエクスタシーに陶酔。戦国時代以前、若者組がムラの治安を維持し、彼らは夜這いすることもあった。また、豊作祈願と男女の交わりは密接に結びつき、今も男根祭りや女陰祭りがある。しかし、ペリーが来航し、混浴禁止令が発令、増える観光客に対し乱交を控えたことが原因で衰退した。

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下川耿史

1942年福岡県生まれ。著述家、風俗史家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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