快楽上等! 3・11以降を生きる

上野鶴子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784344022713
ISBN 10 : 4344022718
フォーマット
出版社
発行年月
2012年10月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
321p;19

内容詳細

人生のキモチよさをあなたはまだ知らない。遊びのユヤマと怒りのウエノが女と男をめぐる「不都合な真実」と「その先の幸福」をとことん語り合う。

目次 : プロローグ 私たちに訪れた、生き方の転機/ 第1章 3・11以前のリア充女のサバイバル1/ 第2章 3・11以前のリア充女のサバイバル2/ 第3章 女と女の溝、女と男の溝/ 第4章 女のサバイバルを阻む病/ 第5章 妄想大国ニッポンの恋愛と結婚/ 第6章 快楽とセクシュアリティ/ 第7章 加齢という平等/ 第8章 ニッポンの幸福問題/ 第9章 3・11以降のサバイバル術を考える

【著者紹介】
上野千鶴子 : 1948年富山県生まれ。東京大学名誉教授。立命館大学大学院先端総合学術研究科特別招聘教授。NPO法人WAN(ウィメンズアクションネットワーク)理事長。東京大学大学院教授を2011年に退職。日本における女性学・ジェンダー研究のパイオニア。近年は介護とケアへ研究領域を拡大

湯山玲子 : 1960年東京都生まれ。学習院大学法学部卒業。著述家、ディレクター。日本大学藝術学部文芸学科非常勤講師。自らが寿司を握るユニット「美人寿司」、クラシックを爆音で聴く「爆音クラシック(通称・爆クラ)」を主宰するなど多彩に活動。現場主義をモットーに、クラブカルチャー、映画、音楽、食、ファッションなど、カルチャー界全般を牽引する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ふみ さん

    歴史書みたいな対談。←いい意味で。例えば光合成について。ガールズトークで語ることはないけど、それは禁忌だからじゃなくてしてて当たり前という共通認識があるから。例えば、性について。決まった相手と避妊は必須 という教育を母から受けた。いわゆる貞操観念じゃなくて、堕胎も性病も不妊のリスクをもたらすのは♀にだけだから。つくづく、この人たちの冒険の上に今の自分は生きてるんだなぁ、と。それでも、ロマンチックラブ•イデオロギーからは自由じゃないのは、子供部屋から出たくない世代だから?

  • 桜もち さん

    スラスラ読めるし、おもしろい。解説によるとフェミニズムって解放を求める思想と実践ということか〜。家父長制には反対するけど結婚するフェミの人もいるし、フェミでもステキな男性にときめいていいわけでしょ?フェミニズムをまだ飲み込めないけどそれこそ思考停止にならないように考えていきたいと思う。震災後脱原発が叫ばれた時、女性に向けて『お母さん!』が連発されてむかっときたというのは同意できる。女性はみんなお母さんというわけじゃないもの。原発災害から逃れたいのはエゴイズムだろう、脱原発に子供をダシに使うな!っていう。

  • 怜 さん

    湯山さんの全開っぷりが上野さんの違う面を引き出していつもとは違う対談になっている。対談というより会話に近い対談集。お互いの発する言葉が起爆剤になって会話がどんどんひろがってゆく。これが会話の醍醐味ではないだろうか。親子関係、恋愛、男女、女同士、結婚、性、老いなど。美魔女やオタク、きゃりーぱみゅぱみゅなどわかりやすい例えを出してバッサバッサ切り倒して行く小気味良さ。フェミ本のようでいて、実はそうじゃない。老若男女に読んでほしい

  • みんと さん

    確かに面白かったのだが、お二人の対談の力強さには脱帽である。 秘めた話も全てあけすけで、女性の視点から考えると実に興味深い。 女性同士だと、友達でもなかなか踏み込めない内容だ。 男性読者はどんな感想を抱くのだろうか。 男性側視点の考えも聞いてみたいものだ。 フェミニズムが女性解放を求める思想と実践だとしたら、どのように開放されるのが理想なのかもう少し続きを聞きたい気がした。

  • どんぐり さん

    湯山玲子と上野千鶴子の対談。共振し合う女二人の快活な会話が楽しい。「男がマグロの快楽を覚えたことと、草食系男子の増加は、つながってますよね。逆に言うと、マグロの女を黙らせてでもという、かつての男の益荒男振りは、原子力保安院のごとくに今や崩壊してしまったということです」「春樹の主人公って、まったく自分からアクションを起こさないのに、何事かが起きるんじゃない。何かが起きるイニシアチブは全部、女がとってる」。3.11以降を生きる女たちの快楽と怒りが炸裂。

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