うちの聖女さまは腹黒すぎだろ。 電撃文庫

上野遊

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784048935159
ISBN 10 : 4048935151
フォーマット
出版社
発行年月
2017年12月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
328p;15

内容詳細

ブラック聖女さまのため、国家予算を稼げ!?
半熟騎士のおしごと(!?)ファンタジー!

落ちこぼれ騎士志望のカイが採用されたのは、辺境の国ブラウファルト聖王国。代々清らかなる聖女が治めるこの地で、「聖女様の騎士になれる!」と心踊るカイ。しかしそこで待ち受けていたのは、見た目は天使、中身は悪魔な「ブラック聖女」のフローラ姫だった!?

「お前の仕事は金儲けだ。余の小遣いを稼げ!」

フローラの命令で金策に走るカイだが、特産品を作るため飛竜を狩って牙を取れだとか、温泉を探して観光地を作れだとか、無茶振りの嵐。姫様ラブなメイドのリーリエも厄介で、果たしてカイは念願の騎士になれるのか!?

ブラック聖女と半熟騎士の、おしごと(!?)ファンタジー開幕!

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読書メーターレビュー

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  • しぇん さん

    KindleUnlimitedで。全く腹黒でなく、国民思いの優しい性格だったり、聖女ではあるけど女王だなという感じでした。貧乏国家を栄えさせようとか、ラブコメやったり魔神出てきたり、異世界の話出てきたりと要素詰め込みすぎでは?と思ったりしましたが、一巻でうまくまとめられていました。貧乏はちょっとだけ未来あるかもて感じでしたが、そこはこれからて感じですね

  • た〜 さん

    騎士になるつもりがお姫様の小遣い稼ぎ要員になってしまった主人公がツンデレの魅力に目覚める話。前半はありがちなドタバタコメディーで主人公やメインヒロインより帯剣メイドさんがいい味を出している。後半はシリアスパート。こちらも悪くはないけれど、ありがちかな―。この著者は電撃よりMWの作風のほうが向いているんじゃないかな

  • ホシナーたかはし さん

    意外に面白かった「現実主義勇者の王国再建記」の派生。最近のネット小説やラノベによくある国再建もの。作中に良く出てくる、ある作物で最終的に金策の糸口をつかむところや、異世界から人を人為的に召喚することに対し、フローラが物申している所が一番良いです。残念な所は、フローラのイラストが、ドレスより町娘姿の方が可愛いところ、活躍しているし良いキャラ・ネーベルのイラストが無い所。彼がおらず女の子だけだったら絶対放り投げてます。

  • 中性色 さん

    金がないなら、芋を食えばいいじゃない。前に読んだ作品はキャラが多すぎて混雑してたけど、ストーリー上必要最低限に絞ったおかげで見やすくなってかなりプラス。興国物語的には何も進展してないけど、この作り方自体はありだろうし、キャラの見せ方を含め必要な部分はしっかりしてるのも好印象。今回は焦点をあてるキャラが少なかったので、それ以外にどれだけ振れるかがカギかな。個人的にはフローラとモモが好み

  • KUWAGATA さん

    世界観が割としっかり作りこまれていたので、全体的に安定して楽しめる内容でした。がしかし、この聖女さまはちっとも腹黒じゃありません。むしろ無垢なまでに真っ白というか。物語としては、もうちょっとフローラの本性をミステリー仕立てにして、終盤まではたして腹黒なのかその逆なのかどっちだ!?みたいな感じにした方が良かったかもしれませんね。早々にネタバレされて、思わずタイトル詐欺じゃねーかと呟いてしまいました。いやまあ、割と面白かったからいいんですけどね。続きも読もうと思います。←全然感想になっていない笑

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上野遊

2005年に『彼女は帰星子女』で電撃文庫よりデビュー。美しい筆致と丁寧な人物描写で読者の心を掴む(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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