非婚ですが、それが何か!? 結婚リスク時代を生きる

上野千鶴子(社会学)

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784828418407
ISBN 10 : 4828418407
フォーマット
出版社
発行年月
2015年08月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
254p;19

内容詳細

負け犬諸君、結婚、家族がリスクになる時代の君たちの老後は、どうなる?非婚、少子化ニッポンのおひとりさまの「いま」と「未来」。

目次 : 第1章 非婚時代/ 第2章 シングル社会と少子化を迎えて/ 第3章 非婚時代の家族の肖像・親子関係の真実/ 第4章 オス負け犬と女子文化の爛熟/ 第5章 非婚時代のセクシュアリティ/ 第6章 非婚時代をどう生きるか

【著者紹介】
上野千鶴子 : 1948年、富山県生まれ。東京大学名誉教授。立命館大学大学院先端学術研究科特別招聘教授。認定NPO法人ウィメンズアクションネットワーク理事長。日本における女性学・ジェンダー研究のパイオニア。近年は介護とケアの現場にも関心を持ち、積極的にとり組んでいる

水無田気流 : 1970年、神奈川県生まれ。詩人、社会学者。早稲田大学大学院社会科学研究科博士後期課程単位取得満期退学。詩人として『音速平和』で中原中也賞、『Z境』で晩翠賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • パフちゃん@かのん変更 さん

    団塊おひとりさまの上野女史と子育てに悪戦苦闘中の団塊ジュニア水無田女史二人の社会学者による対談。非婚、少子化。「なぜ結婚しないのか、なぜなら男女ともに結婚すればソンをするから(by山田昌弘氏)」女は時間を失い、男はお金を失う。低所得層は経済的理由で家族が持てず、高所得層は競争の激化に伴いコストに対してシビアになり家族を持つインセンティブを持てない。「日本社会」が再生産されなければならないとしたら、外国のように婚外子を認めて人口を増やす、あるいは移民を受け入れる。もっと結婚や出産に希望の持てる社会を望む。

  • ネギっ子gen さん

    【言葉は、現実に働きかける】「団塊世代のおひとりさま」上野先生と、「間違って母になり、子育て悪戦苦闘中」の詩人で社会学者の水無田氏による、非婚時代を生き抜くための処方箋を探求する対談。日本人は、晩婚化・非婚化の進行や、離婚率の上昇にも関わらず、今なお結婚への拘りが強い。一方、昨今は急速な「結婚離れ」も。生涯未婚率は上昇の一途を辿っていて、男性の3人に1人、女性の4人に1人が一生独身の社会がやってくる。今後も増加が見込まれる孤立死や介護の担い手の枯渇などは、既存の「結婚を前提とした社会」では対処が困難だ。⇒

  • 壱萬弐仟縁 さん

    結婚するとソンをする(23頁〜)。男は経済的に。女は時間的に。両方といってもいい。ソンするぐらいなら非婚を決め込む。私は経済的に無理と決めこんでるが、YYCとかアプリは無料でも結構疑似恋愛できて不足はない。ヴァーチャルと現実のずれがあるのは怖いことだけどね。上野名誉教授:年収1千万円超になると、やや生活満足度が低下することが知られているという(33頁)。なってみなけりゃわからないな。内閣府棒グラフによると、年収3百万円未満は9割以上が未婚(35頁)。

  • ヒデミン@もも さん

    Dフレンテ。大好きなお二人の対談。ゆくっり読めなかったから、後日再読。

  • 昭和っ子 さん

    「社会が本当に関心を持つのは、非婚よりも少子化。それによって国の富が減少すること」言われてみれば確かにその通りの身も蓋もない真実が「はじめに」の章からズバッと出てくる。国の危機感をあおる喧伝を真に受けて実際に結婚し、子供を産めば、実生活と子育てのバランスをとる、綱渡りの様な生活が待っている、それも自己責任で。「結婚しないには結婚しないだけの理由がある」久々に真正面からグサッとくる、有意義な読書だった。

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