鳳雛の夢 中 眼の章 光文社時代小説文庫

上田秀人

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784334775513
ISBN 10 : 4334775519
フォーマット
出版社
発行年月
2017年11月
日本
追加情報
:
288p;16

内容詳細

伊達家当主として奥州統一に乗り出した政宗。しかし、佐竹、大崎、蘆名との度重なる戦いで苦戦が続き、身内からも命を狙われる事態となる。そんななか、豊臣秀吉が天下人となった。最上との戦いが奥州惣無事令に反したとして秀吉に呼び出された政宗は、一世一代の「勝負」に出る。オリジナル原稿に大幅加筆した著者渾身の作品。上中下巻同時刊行。調略の中巻。

【著者紹介】
上田秀人 : 1959年大阪府生まれ。大阪歯科大学卒業。’97年、桃園書房主催第20回小説CLUB新人賞佳作。2010年、『孤闘 立花宗茂』(中央公論新社)で第16回中山義秀文学賞受賞。2014年版「この時代小説がすごい!」文庫書き下ろし部門作家ランキング第1位となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • とし さん

    鳳雛の夢(中): 眼の章2巻。死を覚悟し白装束にて秀吉に対面したり、金の陣羽織を着て、将には朱や黄色の派手な陣羽織身につけさせ、秀吉に面談するため洛中行く伊達の行列、次巻秀吉との対決が楽しみです。

  • キャプテン さん

    ★★★★★_「きゃぷ衛門とゆく時の旅フェア」【西暦1589年もう一つの戦国時代編】奥州の名門に生まれながら、激動期に生まれたがゆえ、高く飛ぶこともままならない竜。天下人秀吉殿に目をつけられた政宗殿。大胆な対応で、辛くも危機を逃れる政宗殿に、何度もふぅ…と安堵の息を出してしまったでござる。政宗殿は、摺上原の戦い、文禄の役を乗り越えて、豊臣の没落を予見する。そこに、隻眼から見据える、一つの夢の姿がござった。政宗殿を通して戦国の世を見たのなら、この時代で「生き残る」ことがどれだけ難しいかよく分かるでござるよ。

  • 如水 さん

    政宗、奥羽を席巻する。齢22歳…て凄く無い?って言うのが良く分かる中巻でした。ただ政宗個人が…と言うよりか片倉景綱や伊達成実の活躍がかなり目立つ内容でしたが?話は人取橋合戦後から秀吉との会見、国替えによる奥州一揆迄。ただこの齢で秀吉と渡り合えたんだから、強いて言えば『時間との戦い→もしもう少し早く産まれてたら…』と言うのが残念でなりません?せめて後5年有れば…と言っても「タラレバ」は歴史物には禁句(?)モノなので『天下の伊達者』がど〜切り抜けて行くか楽しむ事にします?

  • てん さん

    弟小次郎の殺害と、実の母の追放が有名なエピソードだが、意外にあっさり。引き続き、内紛の鎮圧に明け暮れる。豊臣秀吉との向き合い方を決め小田原へ参陣。その後上洛。さらさらと読んでしまった。

  • ichi さん

    豊臣秀吉の世になり、奥州一揆を引き起こした疑いをかけられた伊達政宗が秀吉に呼び出しを喰らうところまでで下巻へ…。しかし、この時代の奥州は政宗だけではなく、最上、相馬、佐竹など四方が敵だらけで隙あらば戦を仕掛けられてしまう時代だったのか!と知りました。下巻はいよいよクライマックス。どのような結末で締めくくるのか?

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

人物・団体紹介

人物・団体ページへ

上田秀人

1959年、大阪府生まれ。大阪歯科大学卒業。97年、「身代わり吉右衛門」で第二十回小説CLUB新人賞佳賞を受賞。2001年、『竜門の衛』でデビュー。10年、『孤闘 立花宗茂』で第十六回中山義秀文学賞を受賞。「奥右筆秘帳」シリーズは、09年「この文庫書き下ろし時代小説がすごい!」、14年「この時代小説

プロフィール詳細へ

文芸 に関連する商品情報

おすすめの商品