東アジアで学ぶ文化人類学

上水流久彦

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784812216125
ISBN 10 : 4812216125
フォーマット
出版社
発行年月
2017年04月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
254p;22

内容詳細

中国、韓国、モンゴル、そして日本など、東アジアでフィールドワークを行う研究者たちが、現地で出会った事例をもとに家族と親族、宗教、エスニシティなど文化人類学の主要テーマを解説する。東アジアを深く学びたい人にもおすすめの入門書。

目次 : 文化を学ぶ、東アジアを知る/ フィールドワークとエスノグラフィ―文化人類学は人を大人にする/ 家族と親族―韓国と日本の血縁から考える/ 宗教―中国の神・祖先・鬼から考える/ ジェンダーとセクシュアリティ―韓国の女らしさ/男らしさから考える/ 社会関係―台湾の結婚式から考える/ 植民地主義―パラオの日本統治経験から考える/ エスニシティ―台湾の先住民から考える/ 移民―香港の人の動きから考える/ トランスナショナリズム―八重山と台湾の国境から考える/ 多文化共生―在日コリアンとの協働関係から考える/ 観光―釜山と対馬の交流から考える/ 経済―モンゴルの牧畜から考える/ 人類学の応用―多様な選択肢の可能性を生む学問

【著者紹介】
上水流久彦 : 県立広島大学地域連携センター准教授。専門は社会人類学

太田心平 : 国立民族学博物館准教授、総合研究大学院大学准教授、アメリカ自然史博物館上級研究員。専門は社会文化人類学、北東アジア研究

尾崎孝宏 : 鹿児島大学法文教育学域教授。専門は内陸アジア地域研究、文化人類学

川口幸大 : 東北大学大学院文学研究科准教授。専門は文化人類学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • さとうしん さん

    韓国・台湾・中国・モンゴルなどでのフィールドワークや研究の実例が紹介されているが、印象に残ったのは、戦前に日本による委任統治下にあったパラオの章で語られる、かつての植民地主義と結びつく形で展開された文化人類学への反省の話。本書の各章での試み全体が、植民地主義的な研究から脱皮した後の文化人類学のあり方を示すものということになるだろうか。

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