流れ行く者 守り人短編集 新潮文庫

上橋菜穂子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784101302836
ISBN 10 : 4101302839
フォーマット
出版社
発行年月
2013年07月
日本
追加情報
:
301p;16

内容詳細

王の陰謀に巻き込まれ父を殺された少女バルサ。親友の娘である彼女を託され、用心棒に身をやつした男ジグロ。故郷を捨て追っ手から逃れ、流れ行くふたりは、定まった日常の中では生きられぬ様々な境遇の人々と出会う。幼いタンダとの明るい日々、賭事師の老女との出会い、そして、初めて己の命を短槍に託す死闘の一瞬―孤独と哀切と温もりに彩られた、バルサ十代の日々を描く短編集。

【著者紹介】
上橋菜穂子 : 1962(昭和37)年東京生れ。川村学園女子大学特任教授。オーストラリアの先住民族アボリジニを研究中。著書に、『狐笛のかなた』(野間児童文芸賞)の他に、『精霊の守り人』(野間児童文芸新人賞、産経児童出版文化賞、バチェルダー賞)、『闇の守り人』(日本児童文学者協会賞)、『夢の守り人』(路傍の石文学賞)、『神の守り人』(小学館児童出版文化賞)などがある。2002(平成14)年「守り人」シリーズで巖谷小波文芸賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 射手座の天使あきちゃん さん

    守り人シリーズの奥深さを感じさせる短編集 タンダとバルサの子供時代のエピソードです。 こんな過去の体験や感情を丹念に積み上げて、その後の守り人シリーズの世界観へと繋がって行くのかと感じさせる一冊ですね。 なぜか懐かしいような悲しいような哀愁あふれるお話でした。 描かれている料理が美味しそう!(笑)

  • absinthe さん

    バルサとタンダにまた会えた。若き日のバルサ、タンダを見ることが出来る。流れ行くもののタイトルにぴったり。去っていくバルサを見守るタンダ。帰ってくるバルサを迎えるタンダ。この2場面に感動が凝縮される。実はテレビドラマに挿入されたエピソードには、ここからとられたのもあった。知ってたらドラマ観るのは後にしたのになぁ。すでにイメージのある人物の若き日を書くのって、楽しいんだろうなぁ。

  • どんちん さん

    短編だけど、超短編から中編までそれぞれ読み応えがあってよかった。特に単純に面白いというより、奥が深すぎる「ラフラ」など、著者あとがきの「私の描いた…大変深いところまで読み取った」などを読むと、うーーーむ、自分はどこまで読み込めているのか、ちょっと不安なったり。もちろん自分の力量で感じたことが自分にとってのすべてなんだけどね。そんなことより、この10数年後に精霊シリーズが始まるのかとおもうと、とても不思議な感じがする。「寒のふるまい」が最終話でよかった。二人の行く末を醸し出してるなぁ。

  • 抹茶モナカ さん

    バルサの少女時代を描いた短編集。ジグロや周囲の大人の様子がしっかり描かれていて、『守り人』シリーズの中では冒険こそ少ないものの、日常が描かれていて、地味だけど読みやすい。タンダとの幼い遊びの様子、酒場でのススット等、チャグムの成長譚という要素の強い本編を補完する形で日常が描かれた短編集。世界観はファンタジーだけど、内容は人間ドラマ。

  • やっちゃん さん

    バルサ少年?の成長譚。色んな人に会い、色んな価値観に触れることがいかに子供を成長させるかよくわかる。親との絆も深まりますね。「城塞」で淀殿に囲われた秀頼を読んだ直後だけに身に染みた。こんな親子旅いいなあと思ってしまった。

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上橋菜穂子

1962(昭和37)年東京生れ。川村学園女子大学特任教授。オーストラリアの先住民アボリジニを研究中。著書の、『孤笛のかなた』(野間児童文芸賞)の他に、『精霊の守り人』(野間児童文芸新人賞、産経児童出版文化賞、バチェルダー賞)、『闇の守り人』(日本児童文学者協会賞)、『夢の守り人』(路傍の石文学賞)、

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