たのしい傭兵団 1 プライムノベルス

上宮将徳

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784074228010
ISBN 10 : 4074228017
フォーマット
出版社
発行年月
2017年01月
日本
追加情報
:
303p;19

内容詳細

「傭兵」。その勇ましい呼称とは裏腹に、この時代において最底辺とされる職業である。世界最高峰の教育機関である王立大学院の学生、ウィラード・シャマリ。将来の高級官僚、宰相を目指す彼のもとを、伯父である傭兵団長ガイアスバインが訪れる。その目的は、自らの傭兵団で事務長をさせることだった。彼は入団を決意し、王立大学院を休学する。しかし、そんなエリートに向けられる傭兵たちの目は厳しかった。「お前らが毎日パンと肉を食べるようにしてやる」。大勢の前で大見得を切るウィラードだったが、団の運営は想像した以上に破綻していた―。

【著者紹介】
上宮将徳 : 『たのしい傭兵団(1)』にてデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • じゅんぽろ さん

    卒業後は高級官僚が約束される世界最高峰教育機関・王立大学院に在学するウィラードの元へ、伯父で山猫傭兵団団長のガイアスバインが傭兵団事務長になってくれとやって来た。恩ある伯父の頼みと傭兵団の研究のために休学し入団するウィラードだが、そこは思った以上にハチャメチャな所だった。知恵も度胸も多少の腕の覚えもあるウィラードだが、大見得通りに団員達を満腹にさせる事は出来るのか。頑張れ、ウィラード。イルミナ、可愛い。

  • 仲根多鎖 さん

    エリートコースを進んでいた青年が、親戚の都合で傭兵団というバリバリブラック業界の中小企業の重職に就職してしまい、四苦八苦しながら業務改善に勤しむお話。 戦記ものとしては、異世界転移などの架空要素がなく事情も俗っぽいなどあまり見ない切り口からの成り上がり譚であり、却ってそれが現代社会人の悲哀に通ずるものを想起させる。登場人物のやりとりもいい意味でラノベ的な軽快さで、気軽に読める良作。 インテリ系の主人公が、ガテン系の傭兵団員に振り回される様は見てる分には面白く、実に「たのしい傭兵団」である。見てる分には。

  • 桃水 さん

    購入日:2017/04/08

  • Stephan170825 さん

    読んでいて何やら昔のドラマに出てくる叩き上げの社長の率いる建設会社とか、代紋TAKE2に出てきそうな実情のような雰囲気を感じました。食べていくためにいろいろな仕事を引き受けて生き延びていかなければならない。そして現在地は最底辺と言える環境。立て直すのは超エリート大学の学生です。題名と表紙だともっとバトルバトルしたものかと思っていたのですが、経営立て直しの方がメインでした。今後サクセスストーリーになっていくのでしょうか?

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上宮将徳

『たのしい傭兵団』にてデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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