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拝啓、最果ての勇者様へ 竜王の姫とめぐる旅 角川スニーカー文庫

三萩せんや

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784041066775
ISBN 10 : 4041066778
フォーマット
出版社
発行年月
2018年02月
日本
追加情報
:
328p;15

内容詳細

人と魔族の戦争が終結し四年。ポストマンとして働く“最後の勇者候補”アルノスは、人里で傷ついた竜王の娘エリヤを助手として匿う。「あなたと一緒なら、いつか本当に平和な世界を見られるって思うんだ」配達の旅を通じ絆を深める二人。その一方で、アルノスは課された密命―『魔王軍の残党討伐』に揺れ動いていた。生きる意味を探す人の少年と、平和を夢見る魔の少女。すれ違いながらも惹かれ合う、果てなきトラベルファンタジー。

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • まりも さん

    人と魔族の戦争が終結して四年。ポストマンとして働くアルノスが、傷付いた竜王の娘・エリヤと出会い、旅をするトラベルファンタジーここに開幕。世界は決して優しいだけではない。だけど2人で歩けばいつか一緒に平和な世界を見れるかもしれない。切なくもあたたかな光に満ちた今作。アルノスとエリヤの思いが手紙と共に深く繋がっていく、そんな姿を描いたとても美しく、そして心を打たれる1冊となっていました。こういう切なくてあったかい作品めっちゃ良いよね。帯に書いてある通りこの作品のことがとっても好きになりました。

  • よっち さん

    人と魔族の戦争が終結し四年。勇者になりそこなったポストマンのアルノスと人里で傷ついた竜王の娘エリヤが出会い、共に旅するトラベルファンタジー。くすぶった想いを抱えている最期の勇者候補と平和を夢見る魔族の少女。配達の旅で出会う魔族の孤児院を営む元勇者、エルフの騎士とオークの恋路といった様々な出会いと、絆を深めてお互いの存在が大きくなってゆく二人。人の魔族の融和という理想にすぐには変わらない現実がある一方で、これからの変化を信じたいと思う希望もあって、誰かのために奔走する二人の結末が印象に残る素敵な物語でした。

  • まるぼろ さん

    勇者と魔王の和平条約締結により数百年続いた戦争が終わった世界で、「最後の勇者候補」だったポストマンのアルノスは神官ブローディアから人里で傷つけられた竜王の娘のエリヤを故郷の国へ送り届けて欲しいと依頼されるが…と言うお話。とても良かったです。勇者への未練が捨てきれず王国からの密命との間で揺れていたアルノスがエリヤとの手紙の配達で起こった出来事を経ていくうちに徐々に変わっていく様が感じ取れて気持ちよく最後まで読めました。次回作にも期待したいし、この先の話も読んでみたい、そんな気持ちになりました。

  • ホシナーたかはし さん

    「まおゆう」の派生、戦後の話。人間と魔族、オークとエルフの軋轢がよく書けていると思いますが、詰め込み過ぎてる気がします。面白いのですから、せめて上下巻で出して欲しかったと思います。続編が出るなら、人間同士魔族同士の差別や軋轢をあつかい、アルノスとエリヤがどう対処していくのか読んでみたいです。

  • 真白優樹 さん

    人と魔の戦争が終わり時の過ぎた世界で、勇者候補だった配達人の少年が平和を夢見る魔の少女と旅をする物語。―――平和の種を蒔こう、いつか大輪の花になるように。人の悪意もあるけれど、人と魔の共存も始まっている、正に再生の優しい混沌の中の世界。そんな世界で、手紙を介し人と魔を見つめながら探す、生きる意味と平和の世界。灰の中から希望の種が芽吹き始める、独特の美しさ。それが透明な風の吹く世界と絡み、儚くも美しい輝きを持つ。そんな輝きに釘付けになった時、きっと心の中に風が吹いている筈である。 次巻も須らく期待である。

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人物・団体紹介

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三萩せんや

1985年宮城県生まれ、東京農業大学卒業。大学図書館司書をしながら執筆活動を行い、2014年「神さまのいる書店 まほろばの夏」で第二回ダ・ヴィンチ「本の物語」大賞“大賞”を受賞しデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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