表現型可塑性の生物学 生態発生学入門 日評ベーシック・シリーズ

三浦徹

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784535806573
ISBN 10 : 4535806578
フォーマット
出版社
発行年月
2016年06月
日本
追加情報
:
216p;21

内容詳細

「生まれつき」の性質は、環境しだいで変化する。一卵性双生児でも異なる性格に育つのは、なぜ「当たり前」なのだろうか。社会性昆虫が、働きアリと女王アリに「分業」する仕組みが、ヒントになる。生物のもつ柔軟性=「表現型可塑性」を手がかりに、生物進化の謎に挑む。

目次 : 第1章 生態・発生・進化をどう理解するか/ 第2章 分子生物学と進化発生学の発展/ 第3章 生態発生学の幕開け/ 第4章 社会性昆虫シロアリの社会行動とカースト多型/ 第5章 カースト分化の発生機構/ 第6章 アブラムシの表現型多型/ 第7章 ミジンコの誘導防御/ 第8章 性的二型と表現型可塑性/ 第9章 氏か育ちか―生態発生学の応用的側面/ 第10章 表現型可塑性と進化

【著者紹介】
三浦徹 : 1999年東京大学大学院理学系研究科博士課程修了、博士(理学)。1999年日本学術振興会特別研究員(PD)。2000年東京大学大学院総合文化研究科助手。2004年北海道大学大学院地球環境科学研究科助教授(2007年に准教授に職名変更)。現在、北海道大学大学院地球環境科学研究院准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • mame0729 さん

    面白かった〜。シロアリ、アブラムシ、ミジンコ、クワガタの表現型可塑性について著者自身の研究を中心に書かれているが、生態学・発生学・進化学が結び付いてきた歴史から丁寧に説明されており、生物学専攻の大学生向けの入門書としてもとても良い。ヒトの胚発生時における化学物質の影響と進化理論についても少し触れている。

  • gachin さん

    反応基準の例はあんまりなくてほとんどが表現型多型に紙面が割かれている。進化に対する示唆は薄め。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

人物・団体紹介

人物・団体ページへ

三浦徹

1953年生まれ。お茶の水女子大学名誉教授。東京大学大学院人文科学研究科修了。専攻は、アラブ・イスラーム史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

プロフィール詳細へ

物理・科学・医学 に関連する商品情報

おすすめの商品