三木清大学論集 講談社文芸文庫

三木清

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784062903455
ISBN 10 : 4062903458
フォーマット
出版社
発行年月
2017年04月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
320p;16

内容詳細

吹き荒れる時代の逆風の中、真理を追究する勇気を持ち続けた哲学者、三木清。時代の流れに学問はいかなる力を持ちうるのか。教育論・改革論・制度論と補論の構成で、「大学」の真の意義を問う。

目次 : 1 学問論(真理の勇気/ 理論の性格 ほか)/ 2 教育論(フレッシュマン/ 学生の風俗 ほか)/ 3 制度論(文化危機の産物/ 試験の明朗化 ほか)/ 補論 「大学の没落」について(京大問題の再吟味/ 医博濫造のセオリイ ほか)

【著者紹介】
三木清著 : 1897・1・5〜1945・9・26。哲学者。兵庫県生まれ。第一高等学校を卒業後、京都帝国大学へ進み、西田幾多郎に師事する。1922年ドイツへ留学し、ハイデルベルク大学でリッケルトに、マールブルク大学でハイデガーに学ぶ。帰国後、法政大学教授に就任し、独自のマルクス主義解釈を展開するが、30年、日本共産党への資金援助の嫌疑で検挙、法政大学を辞す。出所後は哲学的著作を始め、広く評論活動を展開したり、岩波新書の立ち上げに尽力するなど多方面に活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ころこ さん

    大澤聡の編集によって5年前に出版されているアンソロジー。文脈が違い、敗戦を挟んでいるため、まず読まれていない本。しかし、本書を半ば無視する態度が取れるのもこの様なことがあったということが共有され、前提とされているからである。コロナ過があり、一層、当時の編者の思惑からも更に遠くなってしまった感がある。歴史的経緯を軽視ないし無視する現在の空気がやがて見直された時に、アーカイヴとして残っていて、少数の人間にだけでも参照されるために古い版ではなく新しい版をつくった仕事に敬意を。

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