紀元千年の皇帝 オットー三世とその時代 刀水歴史全書

三佐川亮宏

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784887084377
ISBN 10 : 4887084374
フォーマット
出版社
発行年月
2018年05月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
428p;20

内容詳細

その並外れた教養と知性の故に、「世界の奇跡」と呼ばれた若き皇帝。

目次 : 九八〇〜九八三年/ 誘拐された幼王 九八四年/ 玉座の幼王 九八四〜九九三年/ 皇帝戴冠 九九四〜九九六年/ インターメッツォ 九九六〜九九七年/ 「ローマ帝国の改新」 九九八年/ 贖罪、そして死 九九九年/ グネーゼンとアーヘン 一〇〇〇年/ 「紀元千年」と終末論/ 「恩知らずのローマ人」 一〇〇一年〔ほか〕

【著者紹介】
三佐川亮宏 : 1961年2月札幌市に生まれる。1991年北海道大学大学院文学研究科博士課程中途退学(1987〜90年、DAAD奨学生としてボン大学に留学)。北海道大学文学部助手を経て、東海大学文学部教授。博士(文学)。『ドイツ史の始まり―中世ローマ帝国とドイツ人のエトノス生成』創文社、2013年(第108回日本学士院賞受賞)他、翻訳もある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • MUNEKAZ さん

    若干21歳で夭折した神聖ローマ皇帝オットー三世の生涯を追う。正直「この人何した人だっけ」な方だが、短い生涯の中で「ローマ帝国の改新」を目指し行った政策が、後世に与えた影響はなかなかのモノ。長期のイタリア遠征によるドイツ人意識の形成や、ポーランドのカトリック圏への参加など彼の起こした波紋が、のちに大きなうねりとなっていくのは面白い。また当時のローマの陰謀渦巻く伏魔殿っぷりも印象的。「恩知らずのローマ人」とオットー三世の嘆きに同情もするが、同時に帝国の中心であることと都市ローマの利害は一致しないのだなと理解。

  • しいかあ さん

    1000年前の松坂世代なのでわりと最近の人(錯乱)。 イタリアとドイツの関係、京都と幕府的な感じがちょっとする。それにしてもこの頃の教皇のポスト軽いなー。 ドイツ王としては微妙な評価にならざるを得ないかもしれないけれど、ローマカトリック帝国の皇帝としてはポーランドにハンガリーにと着実に版図を広げた感がある。 とはいえ信仰心が篤すぎてしょっちゅう過激な修行をするから体力落ちて病気にもかかりやすくなってあっさり死んでしまったのでは。 前半部分が絶妙に読みにくい。メールゼブルク問題とか3回くらい読み直したわ。

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