ビブリア古書堂の事件手帖 7 〜栞子さんと果てない舞台〜メディアワークス文庫

三上延

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784048926409
ISBN 10 : 4048926403
フォーマット
出版社
発行年月
2017年02月
日本
追加情報
:
354p;15

内容詳細

ビブリア古書堂に迫る影。太宰治自家用の『晩年』をめぐり、取り引きに訪れた老獪な道具商の男。彼はある一冊の古書を残していく―。奇妙な縁に導かれ、対峙することになった劇作家ウィリアム・シェイクスピアの古書と謎多き仕掛け。青年店員と美しき女店主は、彼女の祖父によって張り巡らされていた巧妙な罠へと嵌っていくのだった…。人から人へと受け継がれる古書と、脈々と続く家族の縁。その物語に幕引きのときがおとずれる。

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • へくとぱすかる さん

    ついに完結。最後の謎は直球勝負でしたね。それだけに、手に汗にぎるほどの展開がすばらしかったです。いわゆる「人が死なないミステリ」で、ここまでできるのですから、古書の世界も奥、いや業が深いというか。7冊にわたって通奏低音のように流れていった大輔くんと栞子さんの恋も……。スピンオフでどんな展開があるか楽しみです。発売日に購入したものの、やっと本日読了。よかったぁ!

  • zero1 さん

    【覚悟がすべて!】フィナーレは大勝負!久我山の弟子と言える吉原が登場し、栞子に「晩年」を高く売りつける。そしてシェイクスピアの稀覯本で勝負。この巻のMVPは間違いなく大輔!智恵子に存在を否定されながらも勝負をかけ、栞子を支えたのは見事。大輔の成長物語だった。志田もナイスアシスト。知的好奇心を刺激され、再読でも大いに満足できた。ラノベのようで、これほど読書の世界を深く探求できた作品があるか?三上の豊富な取材も称賛に値する。フィナーレと書いたが、番外編が出る。Kindleもあるが、本は紙が一番。三上に感謝!

  • Yunemo さん

    太宰自家用の『晩年』からシェイクスピアへ。細部にわたるシェイクスピア論、こんなことまでという驚き感。貴重過ぎるほどの古書とはいえ、シリーズ最強の悪意と怨念が込められての仕掛けに驚異と満足感。最終局面にて、解決策へと導く、また入り組んだ相関を解きほぐす、人物たちの登場、この唐突感には惑わされながら。でも母親の感覚に付いていくのは難しい。最後に表す情の部分にホッとして、それぞれの幸せ感が身に染みて。「覚悟がすべて」、いろんな局面での自身への戒め、何てことも。オセロゲームってシェイクスピアが語源、へぇーと驚き。

  • mitei さん

    ついに最終巻。長年待った甲斐があった。今回はシェークスピアの話。正直シェークスピアは一度も読んだことはないが、古本のやり取りに感動した。太宰治の話はどうするんだろうか?その辺もスピンオフで出てくるのかな?無事に結婚できたのかな?母との旅はどうするのかな?最終巻と言っても続きが気になった。2人の後日談も見てみたいな。

  • 岡本 さん

    長く積んでいた一冊を読了。前巻を読んでから5年経っていたが何となく話の流れを覚えていた不思議。今回はシェイクスピアのファースト・フォリオを巡る一騒動。主人公と栞子さんの関係が進展したり、篠川家の謎が明らかになったりと収束に向かう流れに寂しさを感じたり。後日譚である次巻も積んであるので早く読まなくては。

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三上延

古書にまつわる謎を解いていく、ビブリオミステリ『ビブリア古書堂の事件手帖』がベストセラーとなる。ホラーからファンタジーまで、幅広い作風で縦横に活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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