ビブリア古書堂の事件手帖 栞子さんと奇妙な客人たち 角川つばさ文庫

三上延

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784046316363
ISBN 10 : 4046316365
フォーマット
出版社
発行年月
2016年08月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
312p;18

内容詳細

本を読めない「体質」の五浦大輔は、母親に頼まれた古本を売るために、鎌倉の古本屋「ビブリア古書堂」を訪れる。なんとか出会えた店主は、古本屋のイメージとは合わないきれいな女の人だった。だけど、初対面の人とは口もきけない人見知りで…!?ただ、本の知識だけは並大抵ではなかった。大輔が持ち込んだ本にまつわる謎と秘密を、まるで見てきたかのように解き明かしていく。これは“古書と秘密”の物語―。小学上級から。

【著者紹介】
三上延 : 神奈川県横浜市生まれ。十歳で藤沢市に転居。市立中学から鎌倉市の県立高校へ進学。武蔵大学人文学部社会学科卒業後、藤沢市の中古レコード店、古書店でアルバイト勤務。2002年小説家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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ベストセラーになったので今更レビューを書...

投稿日:2021/04/20 (火)

ベストセラーになったので今更レビューを書くまでもないのだが、とにかく面白い。メディアワークス文庫版でシリーズ全部読んだ。ミステリーとして一級品だが、若い頃から古書店巡りをしてきた私にとって、古書に関する蘊蓄も楽しい。物語がどう展開していくか先へ先へとページをめくりたくなるが、ちょっとしたところに後の出来事に繋がる伏線が張ってあるのてで油断ならない。心温まるエピソードも多く、ミステリーを離れても読みがいがある(たとえば、第3話「論理学入門」は胸に迫る)。登場人物が丁寧に描かれていて血が通っておりリアリティがある。若い二人の互いへの想いがどう進展していくのかジリジリしながら、はるか遠くなった青春時代を思い出してしまった。つばさ文庫で小学校高学年から読めるようになったそうなので、孫がもう少し大きくなったら買ってあげようかと思っている。

禅済 さん | 三重県 | 不明

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • takaC さん

    並べて読んだわけではないですがMW文庫版と内容は同じですね?ということはただ高価なだけですね?

  • しゅわ さん

    【図書館】人気のビブリア古書堂がつばさ文庫になって再登場…といっても内容は全く同じで、全部の漢字にふりがながついて子供でも読みやすくなった程度。けっこうオタな知識とドロドロ人間関係出てくるけど小中学生大丈夫かな?と心配しつつ…ちょうどよい機会なので久々に再読。小難しい本の知識や文学史は栞子さんが解説してくれるので、小学生の娘も普通に楽しく読めたとのことでした。

  • 陸抗 さん

    文庫版を読んでるので再読。とりあえず、挿絵が沢山あって羨ましい。持ち主の想いが詰まった本に隠された、謎を解いていくミステリー。栞子さんがあらすじを教えてくれるので、古書を読むきっかけにもなるのがいいな。しかし今読んでも、栞子さん無茶するな…。

  • さるまる さん

    ライトノベルの範疇になるのかな? 本格派ではないがしっかりミステリーに仕上がっているし、展開がうまい、しかも丁寧に書かれているのに好感が持てます。続きも読んでしまうんだろうな、きっと。

  • Midori Matsuoka さん

    角川つばさ文庫で読む。ある出来事をきっかけに本が読めない、でも本には関心がある五浦大輔は、祖母の形見の古書の鑑定依頼をきっかけに古書店「ビブリア古書堂」でアルバイトをすることに。店主の篠川栞子はケガを負って入院中なるも本が大好きなあまり療養中も鑑定を行う。極度の人見知りの栞子だが、本の話になると人が変わる。そんな栞子と大輔による古書にまつわる「事件」の謎をひもとく物語。 本の内容だけでなく「古書」の価値にまつわる話が面白かった。そして、読んでいくうちに表出する謎の真相… 。展開がお見事!で面白かった。

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三上延

古書にまつわる謎を解いていく、ビブリオミステリ『ビブリア古書堂の事件手帖』がベストセラーとなる。ホラーからファンタジーまで、幅広い作風で縦横に活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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