ザ・万字固め 文春文庫

万城目学

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167905538
ISBN 10 : 4167905531
フォーマット
出版社
発行年月
2016年02月
日本
追加情報
:
302p;16

内容詳細

ひょうたんへの限りなき愛。城崎温泉で構想した「タオル本」小説。台湾で「しゅららぼんコール」の不意打ちに出くわし、大阪市営地下鉄を戦隊ヒーローになぞらえる―。文庫化で、ブラジルW杯観戦記、畏敬する作家・車谷長吉への追悼など10篇を新規収録。迷想する。旅する。栽培する。縦横無尽!奇才マキメのエッセイ集!

目次 : マキメマナブの日常/ 旅するマキメ!/ デリシャス七重奏/ やけどのあと(2011東京電力株主総会リポート)/ マキメマナブの関西考/ マキメマナブの想い人たち/ ザ・万字固め

【著者紹介】
万城目学 : 1976年大阪府生まれ。京都大学法学部卒業。2006年、第4回ボイルドエッグズ新人賞を受賞した『鴨川ホルモー』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • 優希 さん

    話題豊富で、圧倒的な語彙力が光るエッセイですね。エッセイというよりマキメという新ジャンルの作品を読んでいる感じもします。面白くシュールな雰囲気に思わずニヤニヤ。モリミーの話題がちょこちょこ出てくるので2人の関係もきになるところです。

  • りゅう☆ さん

    瓢箪愛を感じ、ギリシャの青に心が澄み、静岡の本場鰻を絶対に食べてみたく、株の大損額に驚き。関西地理やサッカーの知識が疎いため、興味あれば数倍楽しめたのにと思うと残念。万城目さん×森見さん×綿矢さんの対談は豪華。サイン求められてないのに綿矢さんのサインの横にへろへろサイン書いたのは笑える。遠投げで遊んだ少年時代、野球選手目指してなくてよかったね。1,700円とお高めだけど城崎温泉でしか買えない『城崎裁判』。兵庫ならいつか行けるかも?影のない身体は実体をともなわない。ヤバい!ちゃんとレビュー書き残さないといけ

  • ばう さん

    面白い!面白い‼︎最初の「ナチュラル・ボーン」の話から最後の(最期の?)「最後の書簡」までぜ〜んぶ飽きる事なく読めました。瓢箪の話も『城崎裁判』誕生の話も遠投げの話もギリシャの話も良かったけれど、今回印象深かったのは東京電力株主総会リポート。6時間にわたる株主総会の間一度も中座せず、その場を仕切った勝俣会長の胆力、そしてその一部始終を冷静に見つめ続けた万城目氏、どちらも天晴れだ。最後の影の話も秀逸。こういう終わり方、好きです♡

  • ユメ さん

    エッセイって面白いなあ。改めて、つくづくそう思った。語り手は、私たちと同じ生身の人間だ。鹿と喋れたりはしないし、忍術も使えない普通の人の、作り物ではない日常を介して、今まで知る由もなかったことと出会ったりする。この本を読まなければ「ひょうたん未亡人」なんていう言葉を覚えることはなかっただろう。今エーゲ海の青が見たいのも、金沢でお寿司が食べたいのも、城崎温泉に行きたいのも、全てこの本の影響だ。ひとりの人間の日常がこんなに私を左右する、そのことが面白いし、作家ってすごいんだなあと、ははあと恐れ入ったりする。

  • 佐島楓 さん

    あまりよく知らないかたの頭のなかをのぞく。その、はじめは恐る恐るで、慣れてくれば面白がれる気持ちを味わった。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

人物・団体紹介

人物・団体ページへ

万城目学

1976年、大阪府生まれ。2006年、ボイルドエッグズ新人賞を受賞した『鴨川ホルモー』でデビュー。2024年『八月の御所グラウンド』で直木賞を受賞

プロフィール詳細へ

万城目学に関連するトピックス

文芸 に関連する商品情報

おすすめの商品