カメラータ・コンテンポラリー・アーカイヴズ
新編集による現代日本人作曲家シリーズ 全10タイトル一挙リリース!
カメラータの豊富な現代作品録音の中から厳選した音源を、日本を代表する10人の作曲家別に編みなおしたCDシリーズです。
作品初演のライヴ音源、LPからの初CD化音源など、興味深い作品の数々を、カメラータ初の1,050円(税込)というお求めやすい価格で提供します。
若手作曲家のホープであり、自らコンサート企画の監修者を務めるなど、現代作品に造詣の深い川島素晴氏をシリーズの監修者として迎え、ブックレットには解説文を掲載しています。
オリジナル・テープよりリマスタリングを行ない、さらに原音に忠実に、最新技術により音質も向上。
現代作品の多面的な魅力を存分に堪能できる内容であり、資料的にも貴重なものです。(カメラータ)
一柳慧[1933-]:作品集
刻印された揺るぎない個性、紡ぎ出される『時間と空間』。ヴァイオリン協奏曲『循環する風景』緊迫の初演ライヴほか収録。
(1) ヴァイオリン協奏曲『循環する風景』(1983)
(2) リズム・グラデーション〜ティンパニのための(1993)
(3) 森の肖像〜ソロ・マリンバのための(1983)
ポール・ズーコフスキー(ヴァイオリン)(1)
尾高忠明(指揮)(1)
東京フィルハーモニー交響楽団 (1)
菅原 淳(ティンパニ (2),マリンバ (3))
録音:1983,95年/埼玉 ほか
颯爽コンセプチュアルで情緒的なものを突き放した音世界に、響きの落差による陰影あるいはエモーショナルな気配のようなものが漂い始めた80〜90年代の作品集。協奏曲はその典型。情動的に振舞うオケに、度外れて精巧なズーコフスキーのソロが対峙する。鮮烈。(中)(CDジャーナル データベースより)