私の愛しいモーツァルト 悪妻コンスタンツェの告白 集英社オレンジ文庫

一原みう

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784086801591
ISBN 10 : 4086801590
フォーマット
出版社
発行年月
2017年11月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
301p;15

内容詳細

35歳の若さでこの世を去った天才音楽家・モーツァルト。
病死とも毒殺とも言われ、遺体の埋葬場所も分からないまま、その死の真相は深い闇に包まれている。
多くの人の思惑にり隠蔽され、ねじまげられたモーツァルトの死を、「悪妻」と呼ばれた妻コンスタンツェの視点から見つめなおす。
18世紀に燦然と輝いたスターミュージシャンに「きみはやさしいね。僕の話を黙って聞いてくれたのはきみだけだよ」と見いだされ、
求婚され、ひたすらに彼を愛し続けた女性の愛と悲しみ、天才音楽家と結婚してしまったゆえの苦しみ、そして二人だけの「後ろの王国」とは・・・!?
「悪妻」の汚名返上…!?誰も知らない、モーツァルトとコンスタンツェの悲劇的純愛オペラ!

【著者紹介】
一原みう : 2013年ロマン大賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • さつき さん

    モーツァルトの死後50年。遺児モーツァルト二世も50歳になる頃、長年にわたる両親への疑問、不審を老母コンスタンツェにぶつけます。コンスタンツェは重い口を開き、天才モーツァルトとの生活を語り始めます。とにかくモーツァルトの存在が魅力的。型にとらわれず、サプライズが大好き。こんな人が周囲にいたら、愛さずにはいられなくても疲れるだろうなぁ…

  • igaiga さん

    元々のモーツァルトの人物像云々が分からなかったので普通に読みました。麗しき夫婦愛じゃないのー!!!と。ずっとF・・・Fと気になってたけど、あぁーーやっぱりアレかと。しかし、奥さんにも隠すことだったのかな。危ないのかな。

  • うさぎや さん

    モーツァルトの生涯を妻であるコンスタンツェの視点で描く歴史ミステリ的な。ラストでコンスタンツェが「魔笛」を聴くシーンが良かった。すべてが報われたというか。

  • ゆり さん

    モーツァルトの妻コンスタンツェが彼の死後息子に語る、モーツァルトと共に過ごした日々。シリアスでもっとやるせないお話になるのかと思えば、モーツァルトなりに妻を心から愛し大事にしていたのが改めて明らかになるラストで、じわっときました。才能も特になくとびぬけて賢いわけでもないけど素朴で心優しい、良い感じに普通の女性だったコンスタンツェの姿がリアル。コンスタンツェの実家の女性陣の強さが効いていました。ごうつくばりなイメージだった彼女の母の的確なアドバイスが良かった。魔笛をコンスタンツェが見に行く場面、良かった。

  • 柏葉 さん

    作家買い。悪妻と呼ばれたコンスタンツェの視点から天才音楽家モーツァルトの人間性と死の真相を描き出す。序章ではモーツァルトの息子の居心地の悪さと母に対する疑念に、本編ではコンスタンツェのモーツァルトに対する心配と不信感に気持ちを引っ張られてもやもやした。帯には「悲劇的純愛オペラ」や「私は一生モーツァルト推し❤️」と書かれているが、モーツァルトは子供っぽくてとても推せる人間性はないし、純愛とも言い難いので看板に偽りありだと思う。どこを目指した物語なのかよく分からなかった。

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