ヴォーン・ウィリアムズ(1872-1958)

人物・団体ページへ

SACD 輸入盤

ヴォーン・ウィリアムズ:ミサ曲、沈黙と音楽、マクミラン:おお、慈悲深きイエスよ、他 クリード&SWRシュトゥットガルト声楽アンサンブル

ヴォーン・ウィリアムズ(1872-1958)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
93250
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
Germany
フォーマット
:
SACD
その他
:
ハイブリッド,輸入盤

商品説明

クリード率いる精鋭コーラスによる2008年最新録音
英国合唱音楽の巨星ヴォーン・ウィリアムズ&マクミラン


クリード率いる現代最高水準を誇る手兵SWRシュトゥットガルト声楽アンサンブルの最新アルバムは、英国が生んだ合唱音楽の大家ふたり。2008年に歿後50年を迎えたヴォーン・ウィリアムズと、2009年が生誕50年にあたるジェイムズ・マクミラン(b.1959)の作品集です。
 バードやタリス、タヴァナーのようないにしえの巨匠たち。ヴォーン・ウィリアムズのミサ曲は、かれらを通じて英国に培われたチューダー朝以来のアカペラの伝統を再生するための道筋をあらたに示したもので、その美しさといい、このジャンルの最重要作。「沈黙と音楽」は1952年のエリザベス2世戴冠式のために、ヴォーン・ウィリアムズのほか、バックス、ブリス、フィンジ、ハウエルズ、アイアランド、ティペットら総勢10名の著名な英国の作曲家が力を結集させた共作曲集「女王への花飾り」より。同年、2番目の夫人となる、英国の詩人アーシュラ・ウッドによる詩がテキストに選ばれています。
 いっぽう、前年に世を去ったヴォーン・ウィリアムズよりバトンを受け継ぐかのように、スコットランドに生まれたマクミランはイギリス合唱音楽における当代きっての担い手。「おお、慈悲深きイエスよ」は2002年にザ・シックスティーンを率いるハリー・クリストファーズが16世紀のプログラム用にマクミランに作曲を依頼したモテット。16世紀に人気を誇ったスコットランドの作曲家ロバート・カーヴァー(c.1484/87−1567) の同名曲をモデルに、独立した姉妹作として準備されたいきさつがあり、長年マクミランの名を広く世に知らしめることになった作品。
 Mairiは創立70周年を迎えるBBCシンガーズのためのBBC委嘱作。テキストはスコットランド高地ゲール語で書かれたエヴァン・マッコール(1808−1898) の詩をマクミラン自ら英訳したもので、ロマンティックな描写で失われた大いなる愛情を嘆いています。技巧的でパワフルであることよりむしろ、すべては重厚なオスティナートで8度に渡り繰り返される「彼女は去ってしまった」というフレーズに特徴付けられ、痛いほど打ちのめされます。不安と絶望がうねるように上声部を支配しながら、最後はあきらめと悲しみに包まれて静けさを取り戻します。(キングインターナショナル)

【収録情報】
@マクミラン:おお、慈悲深きイエスよ (2002)〜無伴奏混声合唱のための
Aマクミラン:Mairi (1995)〜16部無伴奏混声合唱のための
Bヴォーン・ウィリアムズ:ミサ曲ト短調 (1920/21)〜独唱と無伴奏二重合唱のための
Cヴォーン・ウィリアムズ:沈黙と音楽 (1953)〜混声のためのパート・ソング
 @ケルスティン・シュトイベ(ソプラノ)
 @マリア・ヴァン・エルディク(アルト)
 @アレクサンドル・ユデンコフ(テノール)
 @アキム・イェケル(バス)
 Bアレクサンドラ・ルスティヒ(ソプラノ)
 Bウルリケ・ベッカー(アルト)
 Bユリウス・プファイファー(テノール)
 Bベルンハルト・ハルトマン(バス)
 SWRシュトゥットガルト声楽アンサンブル
 マーカス・クリード(指揮)

 録音時期:@2008年6月20日、A2008年7月9-10日、B2008年6月17-19日、C2008年2月22日
 録音場所:シュトゥットガルト放送スタジオ
 SACD Hybrid
 CD STEREO/ SACD STEREO/ SACD SURROUND (5.0ch.)

収録曲   

  • 01. Kyrie
  • 02. Gloria
  • 03. Credo
  • 04. Sanctus
  • 05. Benedictus
  • 06. Agnus Dei

ユーザーレビュー

総合評価

★
★
★
★
★

5.0

★
★
★
★
★
 
1
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0
★
★
★
★
★
いまさらながらRVWのミサ曲にはまってし...

投稿日:2015/05/23 (土)

いまさらながらRVWのミサ曲にはまってしまい、ダーリントン、ウィルコックス、ベスト、エディソンと聴いてきました。、それぞれいいところがあり、、つまりこの曲がとても素晴らしいということなのですが、クリードのこの演奏は技術的に別格の気配です。録音の良さもあるのか、音響的には完璧です。異演盤を持っている方も買って損はありません。ミサ曲を未聴の方は死ぬまでには聴いて感動なさった方がいいですよ、と心から思います。(失礼しました)

みふちん さん | 福岡県 | 不明

0

ヴォーン・ウィリアムズ(1872-1958)に関連するトピックス

声楽曲 に関連する商品情報

おすすめの商品