ヴェルフル、ヨーゼフ(1773-1812)

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CD 輸入盤

3つの弦楽四重奏曲集作品4 オーセンティック四重奏団

ヴェルフル、ヨーゼフ(1773-1812)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
HCD32580
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

世界初録音
超絶鍵盤奏者ヴェルフルによる
弾いて聴いて愉しいカルテット

ベートーヴェンとほぼ同時代のヴィルトゥオーゾ・ピアニストで、長身のイケメンだったことから、当時はベートーヴェンよりも人気を集めたというヨーゼフ・ヴェルフル(1773−1812)。作曲家としてレオポルト・モーツァルトとミヒャエル・ハイドンに学び、ウェーバーを先取りしたようなロマン的で技巧的なピアノ曲を数多く残しています。
 こういうわけで、もっぱらピアノ・マニアのあいだで名高いヴェルフルですが、このたび登場するのは世界初録音の四重奏。まず第1番が1796年11月に、つづいて第2、第3番が翌1797年7月に出版されています。成立年代からみて、ちょうどHUNGAROTONよりリリースされたモーツァルト作品の編曲(HCD32408、32343、32352)と同様の傾向がみられます。つまり、簡潔で明解な構造にメロディアスで美しい反復進行による3曲は、いずれもアマチュアによる私的な演奏を念頭に置いて、聴き手と奏者といずれにも歓びを与えるように作られています。もちろん、技巧的なパッセージと楽器間の対話にもじゅうぶん配慮がなされ、ヨーロッパ各地で再版を重ねたというのも頷けます。
 使用楽譜は1796−97年ウィーン、コジェルフ手稿譜(聖シュテファン王博物館セケシュ・フェーエルヴァル収蔵)。(キングインターナショナル)

ヴェルフル:
・弦楽四重奏曲ハ長調Op.4-1
・弦楽四重奏曲ヘ長調Op.4-2
・弦楽四重奏曲ハ短調Op.4-3
 オーセンティック四重奏団(ピリオド楽器使用)
  ジョルト・カッロー、バラージ・ボザイ(ヴァイオリン)
  ガーボル・ラーツ(ヴィオラ)
  チッラ・ヴァーリ(チェロ)

 録音:2008年1月11-13日、フンガロトン・スタジオ(デジタル)

収録曲   

  • 01. 3つの弦楽四重奏曲集作品4 オーセンティック四重奏団

ユーザーレビュー

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この場合、モダン楽器の演奏も欲しくなると...

投稿日:2008/10/25 (土)

この場合、モダン楽器の演奏も欲しくなるところ。ちなみに、”簡潔で明解な構造にメロディアスで美しい反復進行”と言う表現はやや見当違いの所も見受けられると思う(op.4-3の最終楽章の構造は同時代はおろか後の時代も余り見受けられないエピソード構造があり、それを聴くと凄い不意打ち感があるように思われる)。 なお、『簡潔で明解な構造』なのは第1曲だけ。ただ、それでも聴いて損はないので食指が動いたら、手に取ることを考えてみてください、と思う。

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