Blu-ray Disc 輸入盤

『ナブッコ』全曲 D.アバド演出、マリオッティ&パルマ・レッジョ劇場、ヌッチ、テオドッシュウ、他(2009 ステレオ)(日本語字幕付)

ヴェルディ(1813-1901)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
720504
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
Europe
画面サイズ
:
ワイドスクリーン
:
カラー
フォーマット
:
Blu-ray Disc
その他
:
輸入盤

商品説明

ヌッチ、テオドッシュウ、スリアン、ベテランの歌の饗宴!
マリオッティの若々しい指揮もたまらないパルマの『ナブッコ』!
日本語字幕付き!


ご存知ヴェルディの出世作『ナブッコ』は、若きヴェルディならではの血湧き肉躍る音楽が強い魅力。一方で歌手への負担は相当なもので、上演は多いものの満足できる公演は決して多くありません。
 この映像は2009年10月、すっかりパルマの秋の名物となったヴェルディ・フェスティヴァルでの上演のもの。収録当時67歳だった大ベテラン、レオ・ヌッチがなおも圧倒的なナブッコで大喝采を浴びるわ、今アビガイッレを歌わせたら一番のプリマドンナ、ディミトラ・テオドッシュウが、ド迫力+繊細な美声で聴衆を魅了するわ、これまた大ベテラン、ザッカリアのジョルジョ・スリアンが渋い歌をしみじみ聴かせてくれるなど、非常に高水準。大物歌手たちが競い合う一方、ボローニャ市立劇場の主席指揮者で、この年30歳になったばかりの若手のミケーレ・マリオッティが新鮮かつ個性的なヴェルディを聴かせてくれます。また、新国立劇場での2002年6月のビゼー『カルメン』のタイトルロールと、同年11月のヴェルディ『トロヴァトーレ』のアズチェーナで好評を博したアンナ・マリア・キウーリがずっと成長してフェネーナを歌っていたり、ポルトガル出身で今人気急上昇中のテノール、ブルーノ・リベイロがイズマエーレだったりと、若手中堅もしっかり押さえてあります。
 ダニエレ・アバドの演出は、2012年3月の二期会公演で用いられたもの。巨大な石壁を回転させる以外は静的に描き、話が飛躍しまくるこのオペラに宗教的深みを与えています。
 口うるさいことで有名なパルマのヴェルディ・マニアが絶賛したというこの『ナブッコ』、鮮明映像でお楽しみください! 嬉しい日本語字幕付きです。(キングインターナショナル)

【収録情報】
・ヴェルディ:歌劇『ナブッコ』全曲

 レオ・ヌッチ(Br ナブッコ)
 ディミトラ・テオドッシュウ(S アビガイッレ)
 ジョルジョ・スリアン(Bs ザッカリア)
 ブルーノ・リベイロ(T イズマエーレ)
 アンナ・マリア・キウーリ(S フェネーナ)
 アレッサンドロ・スピーナ(Bs バール神の大祭司)
 マウーロ・ブッフォリ(T アブダッロ)
 クリスティーナ・ジャンネッリ(Ms アンナ)
 パルマ・レッジョ劇場管弦楽団&合唱団
 ミケーレ・マリオッティ(指揮)

 演出:ダニエレ・アバド
 装置・衣装:ルイージ・ペレーゴ
 照明:ヴァレリオ・アルフィエーリ

 収録時期:2009年10月12,14日
 収録場所:パルマ、レッジョ劇場(ライヴ)

・特典映像:『ナブッコ』について

 収録時間:本編137分、特典10分
 画面:カラー、16:9、HD
 音声:PCM 2.0、DTS-HD MA 5.1
 字幕:伊英独仏西日中韓
 Region All

 ブルーレイディスク対応機器で再生できます。

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マリオッティの演奏を聴く(観る)のは「シモ...

投稿日:2013/01/22 (火)

マリオッティの演奏を聴く(観る)のは「シモン〜」続いて2作目。そちらも素晴らしかったが、この「ナブッコ」も凄い。所作が師のアバドにいちいちそっくりな割には、そこから繰り出される音楽はむしろ全く似ず、ガンガンに突っ走ったかと思えば、かの有名な「思いよ、黄金の翼に〜」では、繊細なピアニッシモを聞かせてくれたり飽きさせることが無い。 別項のバッティストーニ、ルイゾッティ、ザネッティなどと並んで、イタリアオペラ界の若手・中堅マエストロは実に人材豊富で頼もしい。オケ、合唱もマリオッティの棒によく答えていると思う。 歌手はなんといってもヌッチが圧巻! さすがに以前の映像に比べれば「老い」は否定しがたい部分もあるけれども、そこを役作りに生かして、ナブッコの「弱さ」まで掘り下げて見せるのはあっぱれと言うほかない。 テオドッシュウはいささか不安定で、声域によってムラが目立ったのは残念。スリアンの朗々としたザッカリア、フェネーナのキウーリも安定してなかなか良いと思う。 演出は、ソリストは時代がかった衣装、合唱は現代風で物語の宗教的な背景を表現しようとしたと見るが、ちょっと不統一というか半端な感もなきにしもあらず。ただ、元々が分かりにくいストーリーではあるし、音楽を邪魔するようなこともない。 映像は美しく鮮明、音声はデッドな音響を感じさせ、一部バランスの悪さもあった。日本語字幕も的確で分かりやすく、こうした作品ではありがたいと思う。ちなみに件の合唱はアンコールも演奏されたはずで、それも収録してもらえれば、一層感動的な内容であったと思う。

天然芝 さん | 秋田県 | 不明

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人物・団体紹介

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ヴェルディ(1813-1901)

1813年10月10日、ジュゼッペ・フォルトゥニオ・フランチェスコ・ヴェルディは、カルロ・ヴェルディの10番目の子供として、ブッセート近郊レ・ロンコーレに誕生。この頃は政情が不安で、翌年1月には同地にロシア軍が侵攻しています。生家は旅館兼居酒屋を営み、宿泊客の旅芸人の音楽に幼少から惹かれていたとのこと。1821年、父親からスピネットを買ってもらい、やがてピエトロ・バイストロッキにオルガンの奏法も習

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