Blu-ray Disc

『ジョヴァンナ・ダルコ』全曲 グリーナウェイ演出、テバール&ヴィルトゥオージ・イタリアーニ、イェオ、他(2016 ステレオ)(日本語字幕付)(日本語解説付)

ヴェルディ(1813-1901)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
KKC9349
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
日本
画面サイズ
:
ワイドスクリーン
:
カラー
フォーマット
:
Blu-ray Disc

商品説明


日本語解説付き
2016年ヴェルディ・フェスティヴァル『ジョヴァンナ・ダルコ』
鬼才グリーナウェイが手掛けた歴史あるファルネーゼ劇場に映し出される最新演出


2016年ヴェルディ・フェスティヴァルで上演された『ジョヴァンナ・ダルコ』の映像。ヴェルディは、パルマ郊外のブッセート出身。ヴェルディの生誕した10月にパルマとブッセートの2都市が連動して、毎年音楽祭が開催され、世界中からオペラ・ファンが訪れ、ヴェルディの作品が一か月にわたって上演されます。
 1845年にミラノ・スカラ座で初演された『ジョヴァンナ・ダルコ』は、シラーの戯曲「オルレアンの少女」を原作とした、ヴェルディが31歳の時に作曲した通算7番目のオペラです。ジョヴァンナ・ダルコとはジャンヌ・ダルクのイタリア読み。百年戦争でフランスがイギリス軍に攻められていたときに、神のお告げにより16歳の少女ジャンヌ・ダルクがフランス軍を率いて勝利に導くも、最後は命を落とすという物語。ヴェルディの音楽的手腕を随所に感じられる作品ですが、当時は台本の評判が芳しくなく、初演からほとんど上演されず、1951年に復活上演されるまで陽の目を見ることはありませんでした。
 今回、会場となったのは、横長の舞台で有名なファルネーゼ劇場。ヨーロッパ最古の劇場のひとつとして名高く、ファルネーゼ家に嫁いでくるメディチ家の王妃のために造られた木造の非常に美しい劇場です。第2次世界大戦の爆撃により破壊され、1956年、1960年と2回の修復が行われました。その後、劇場として使われるようになったのは、2011年のヴェルディ・フェスティヴァルで行われた、クラウディオ・アバド指揮によるヴェルディ:レクィエムの演奏会。その後は毎年音楽祭期間中にはファルネーゼ劇場での上演が実現しています。
 そして本演出を務めたのは英国を代表するアートフィルムの鬼才ピーター・グリーナウェイ。グリーナウェイは「コックと泥棒、その妻と愛人」「レンブラントの夜警」など多様な手法駆使した映画制作で名を馳せており、今回の演出も、客席を舞台の一部とし、さらに聖母像や現代風マンガ、難民の子供たちを映し出し、幻想的な照明によるインスタレーションを駆使し、歴史あるファルネーゼ劇場の特徴である額縁舞台を最大限に活かした演出でまったく新しいオペラを作り上げています。
 タイトルロールを務めるのは、1980年韓国生まれの気鋭のソプラノ、ヴィットリア・イェオ。イタリアの歌劇場を中心に活躍し、ムーティの指揮でザルツブルク音楽祭にもデビューしています。透明感がありながらも芯のある凛とした歌唱で、役柄そのものオペラ全体を牽引しています。(輸入元情報)

【収録情報】
● ヴェルディ:歌劇『ジョヴァンナ・ダルコ』全曲


 ヴィットリア・イェオ(ジョヴァンナ/ソプラノ)
 ルチアーノ・ガンチ(カルロ7世/テノール)
 ヴィットリオ・ヴィテッリ(ジャコモ/バリトン)
 ガブリエーレ・マンジョーネ(デリル/テノール)
 ルチアーノ・レオーニ(タルボット/バス)
 リンダ・ヴィニュデッリ(無垢のジョヴァンナ/黙役)
 ラーラ・グイデッティ(戦士のジョヴァンナ/黙役)

 パルマ王立歌劇場合唱団
 マルティノ・ファッジャーニ(合唱指揮)
 イ・ヴィルトゥオージ・イタリアーニ
 ラモン・テバール(指揮)

 演出:ピーター・グリーナウェイ、サスキア・ボッデケ
 装置:アンネッテ・モスク
 衣裳:コルネリア・ドールネカンプ
 照明:フロリアン・ガンゼフォルト
 振付:ラーラ・グイデッティ
 映像デザイナー:ピーター・ヴィルムズ

 収録時期:2016年10月
 収録場所:パルマ、ピロッタ宮殿ファルネーゼ劇場(ライヴ)
 映像監督:サスキア・ボッデケ

 収録時間:127分
 画面:カラー、16:9、HD
 音声:PCMステレオ、DTS-HD MA 5.0
 原語:イタリア語
 字幕:英独仏韓日
 Region All

 輸入盤・日本語帯・解説付
 ブルーレイディスク対応機器で再生できます。

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人物・団体紹介

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ヴェルディ(1813-1901)

1813年10月10日、ジュゼッペ・フォルトゥニオ・フランチェスコ・ヴェルディは、カルロ・ヴェルディの10番目の子供として、ブッセート近郊レ・ロンコーレに誕生。この頃は政情が不安で、翌年1月には同地にロシア軍が侵攻しています。生家は旅館兼居酒屋を営み、宿泊客の旅芸人の音楽に幼少から惹かれていたとのこと。1821年、父親からスピネットを買ってもらい、やがてピエトロ・バイストロッキにオルガンの奏法も習

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