ヴィヴァルディ(1678-1741)

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CD 輸入盤

『四季』、ヴァイオリン協奏曲集第1集〜第5集 アレッサンドリーニ&コンチェルト・イタリアーノ、オノフリ、シュテック、ミナージ、シンコフスキー、他(6CD)

ヴィヴァルディ(1678-1741)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
OP30561
組み枚数
:
6
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

ヴィヴァルディ・エディションから6枚組お買得ボックスの登場!
ヴァイオリン協奏曲集ボックス


ヴィヴァルディ・エディションの中でも人気の高いヴァイオリン協奏曲集をまとめたボックス・セット。『四季』は今聴いても新鮮度抜群。ヴァイオリン協奏曲集も第1集から第5集まで一挙に手に入る大変お買得なセットです!(キングインターナショナル)
 参考までにそれぞれのディスクの元のジャケット画像を表示しておきます。

【収録情報】


Disc1 (OP30363)
ヴァイオリン協奏曲集『四季』

こんな「四季」聴いたことない!!お待たせいたしました、いよいよアレッサンドリーニが振る「四季」登場!! 古くはイ・ムジチに始まり、最近では、当レーベルのビオンディのCDが話題となった、数多くの録音があるヴィヴァルディの「四季」。アレッサンドリーニの演奏は、この録音史に新たな一面を付け加えたといえます。
 アレッサンドリーニ本人が、「四季」というミクロコスモスの小旅行というような表現を使っていますが、それが的確だと思わせるほど、各曲の内的連結が強いと同時に、それぞれヴァラエティに富んだ側面も併せ持っており、この曲集全体を通して新たな発見に満ち満ちています。
 細部まで神経が行き届いた繊細な表現と、勢いと熱気に満ちた渾身の演奏が組み合わさった、「四季」の決定盤登場!!

・ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲集『四季』
 (1.『春』 RV.269/2.『夏』 RV.315/3.『秋』 RV.293/4.『冬』 RV.297)

 ステファニア・アッザーロ(ヴァイオリン独奏:1)
 マウロ・ロペス・フェルレイラ(ヴァイオリン独奏:2)
 アントニオ・デ・セコンディ(ヴァイオリン独奏:3)
 フランチェスカ・ヴィカーリ(ヴァイオリン独奏:4)
 コンチェルト・イタリアーノ
 リナルド・アレッサンドリーニ(指揮)
 録音時期:2002年6月

Disc2 (OP30417)
ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲集 第1集

長年イル・ジャルディーノ・アルモニコのソロ・ヴァイオリニストとして活躍しているエンリコ・オノフリ、いよいよ指揮も兼ねて本格的なソロ活動に乗り出しました。そしてnaïve レーベルの看板とも言うべき、ヴィヴァルディ・エディションのヴァイオリン協奏曲シリーズを担当。さすがは有名古楽団体をリードしてきた人物、見事にヴィヴァルディのエネルギーを迸らせています。

ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲集 第1集
・ヴァイオリン協奏曲ニ長調 RV.208『モグール』
・ヴァイオリン協奏曲ト短調 RV.332
・ヴァイオリン協奏曲ニ長調 RV.234『不安』
・ヴァイオリン協奏曲ハ短調 RV.199『疑い』
・ヴァイオリン協奏曲変ロ長調 RV.362『狩』
・ヴァイオリン協奏曲ホ長調 RV.270『休息』

 アカデミア・モンティス・レガリス
 エンリコ・オノフリ(ヴァイオリン、指揮)
 録音時期:2005年6月

Disc3 (OP30427)
ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲集 第2集

絶好調のヴィヴァルディ・エディション最新盤は、好セールスを記録した『ヴァイオリン協奏曲集第1集/オノーフリ(OP30417)』に続くヴァイオリン協奏曲第2弾。流浪の名人、コンチェルト・ケルンのメンバーであり、ドイツのトロッシンゲンにある音楽院で後進の指導にもあたっている、アントン・シュテックの登場です。
 シュテックは、インタビューで、「鬼才パガニーニの先駆者は、ロカテッリ(1695〜1764)であったと考えていました。しかし、ロカテッリにはヴィヴァルディというものすごいライバルがいた、ということを痛感させられたレコーディングとなりました」と語っているように、超絶技巧の嵐に息つく暇もありません!
 高度なテクニックと知力とを兼ね備えたシュテックによる演奏は、音符ひとつひとつが溌剌としていて踊っているかのよう。デュナーミクの対比、ふとした瞬間に翳るニュアンス、どの曲もどの小節どの音も、驚きと喜びに満ちています。一度聴いたらやめられない刺激的な一枚です。

ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲集 第2集
・ヴァイオリン協奏曲ニ長調 RV.232
・ヴァイオリン協奏曲ホ長調 RV.264
・ヴァイオリン協奏曲ト短調 RV.325
・ヴァイオリン協奏曲イ長調 RV.353
・ヴァイオリン協奏曲ニ長調 RV.243『senza cantin』
・ヴァイオリン協奏曲変ロ長調 RV.368

 アントン・シュテック(ヴァイオリン)
 モード・アンティコ
 フェデリコ・マリア・サルデッリ(指揮)
 録音時期:2006年2月、8月

Disc4 (OP30474)
・ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲集 第3集『Il ballo(ザ・バレエ)』

ヴィヴァルディ・エディションの人気シリーズ、ヴァイオリン協奏曲集第3弾の登場。今回のソリストは、マンドリンも華麗に奏でるヴァイオリン弾き、ガルフェッティ。冴え渡る華やかな技巧は胸がスッとする気持ちよさです。乗りのよいリズム、そしてぶんぶんうなる低音は、ジャズかと思ってしまうほど。ヴィヴァルディ自身も気に入っていたとされるRV 210(1725年頃の作)は、最近まで出版されていなかった版を採用しての演奏。強弱のコントラストが鮮やかであること、また、最後の部分にファンタジアが挿入されていることから、ここで採用された版は、オペラの幕間に演奏されたものではないかとされています。大掛かりなヘミオラのリズムや特徴的なアクセントなど、リズムの要素が非常に凝っているのが特徴で、耳に残ります。他にも、田舎のお祭り騒ぎを思わせるにぎやかなRV 312など、名曲ばかり。
 はっとさせられる即興、見事なリズム。聴き所満載、実に楽しめる1枚となっています。録音もいつもながら瑞々しく秀逸です。

・ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲集 第3集『Il ballo(ザ・バレエ)』
・ヴァイオリン協奏曲イ長調 RV.352
・ヴァイオリン協奏曲ト長調 RV.307
・ヴァイオリン協奏曲ホ長調 RV.268
・ヴァイオリン協奏曲ト短調 RV.333
・ヴァイオリン協奏曲ニ長調 RV.210
・ヴァイオリン協奏曲ト長調 RV.312
・ヴァイオリン協奏曲イ長調 RV.350

 ドゥイリオ・M・ガルフェッティ(ヴァイオリン)
 イ・バロッキスティ
 ディエゴ・ファゾリス(指揮)
 録音時期:2007年11月、2008年1月

Disc5 (OP30533)
ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲集 第4集『L'imperatore(皇帝)』

ヴィヴァルディ・エディション第46弾の登場。エディションの中でも人気のヴァイオリン協奏曲集第4弾です。今回のタイトルは『皇帝』ということで、音楽をこよなく愛したことでも知られるカール6世(神聖ローマ皇帝)のために作曲された(献呈・あるいは御前演奏があった)ヴァイオリン協奏曲がセレクトされています(手稿譜はトリノの国立図書館所蔵)。ヴィヴァルディ自身が素晴しいヴァイオリニストだったことを再認識させる華やかなパッセージ、豊かな表現、ヴィルトゥオーゾ性、そして創造性に満ちた力作ぞろいです。  1978年生まれのリッカルド・(マサヒデ・)ミナージは、イタリアのバロック・ヴァイオリン界を牽引する存在で、指揮者としても活躍しています。コンセール・デ・ナシオンやアッカデミア・ビザンチーナ、イル・ジャルディーノ・アルモニコなどで活躍、ジュリアード音楽院で演奏習慣に関しての講義も行っている、若くして実力と見識を兼ね備えた注目の音楽家です。イル・ポモ・ドーロは、古楽の優れた団体で活躍する奏者たちによって結成された新進気鋭のアンサンブル団体。この団体名は、アントニオ・チェスティ作曲のオペラ『イル・ポモ・ドーロ』からとられています。このオペラは、1666年にウィーンで執り行われたオーストリア皇帝のレオポルト1世と、スペインのマルガリータ・テレサとの結婚式を題材にしており、最後の祝宴の場面では300頭の馬が動員され、73000発の花火、50人の役名をもった歌手、そして10時間におよぶ演奏時間など、信じがたいほどに豪華で美しい作品といいます。リッカルド・ミナージのしたたる美音で聴く華やかなソロと、時にアグレッシブ、時にエレガントと変幻自在のアンサンブルで聴くヴァイオリン協奏曲集、見事な出来栄えです!
ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲集 第4集『L'imperatore(皇帝)』
・ヴァイオリン協奏曲ト短調 RV.331
・ヴァイオリン協奏曲ハ長調 RV.171
・ヴァイオリン協奏曲ヴァイオリン協奏曲集『ラ・チェトラ』〜第12番ロ短調 RV.391, op.9-12
・ヴァイオリン協奏曲ホ長調 RV.271『恋人』
・ヴァイオリン協奏曲ト短調 RV.327
・ヴァイオリン協奏曲ホ長調 RV.263a
・ヴァイオリン協奏曲ハ長調 RV.181(第3楽章は『ラ・チェトラ』第1番 RV.181aを使用)

 イル・ポモ・ドーロ
 リッカルド・ミナージ(ヴァイオリン、指揮)
 録音時期:2011年10月

Disc6 (OP30538)
ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲集 第5集『Per Pisendel』

ヨハン・ゲオルク・ピゼンデルはドレスデン宮廷楽団で楽長として活躍、アルビノーニやテレマンなどからも曲を献呈された高名なヴァイオリン奏者でもありました。当時のドレスデンはザクセン選帝侯フリードリヒ・アウグスト一世の時代。ピゼンデルはアウグストのイタリア旅行に随行しヴェネツィアに滞在。そこでヴィヴァルディと出会い師弟関係を結び友人としても関係を深めます。ピゼンデルはヴィヴァルディの創作意欲を刺激し、ソナタ(RV2,6,19,25,29)、協奏曲(RV172,205,237,242,314,340,328)をピゼンデルに捧げています。独創性と表現力に満ちた意欲的な作品ばかりで、ピゼンデルが素晴らしいヴァイオリニストであった事を認識できます。
 モスクワ出身のバロック・ヴァイオリニスト、ドミトリー・シンコフスキー。指揮者、カウンターテナーとしても才能を発揮する実力派。楽器はオランダの機関から貸与されたフランチェスコ・ルジェリ(1680)を使用しています。気鋭の古楽アンサンブル、イル・ポモ・ドーロとの共演で、見事な技巧と華麗なソロを披露しています。

ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲集 第5集『Per Pisendel』
・ヴァイオリン協奏曲ハ長調 RV.177
・ヴァイオリン協奏曲ニ長調 RV.212a
・ヴァイオリン協奏曲ニ短調 RV.246
・ヴァイオリン協奏曲変ロ長調 RV.370
・ヴァイオリン協奏曲ニ短調 RV.242, Op.8-7『ピゼンデル氏のために』
・ヴァイオリン協奏曲変ロ長調 RV.379
・ヴァイオリン協奏曲ト短調 RV.328

 イル・ポモ・ドーロ
 ドミトリー・シンコフスキー(ヴァイオリン、指揮)
 録音時期:2012年3月

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オノフリを追いかけて 暴風の夜 ヴィヴァ...

投稿日:2017/02/21 (火)

オノフリを追いかけて 暴風の夜 ヴィヴァルディが至高のヴァイオリン迷宮を彷徨うことになった naiveのVVCの箱を開けてしまった 美少年の面影をそのままにこちらを見据える若きオノフリが貌をジャケットにしたCDから聴き始める 演奏は10年前 罹病前のふくよかな容姿をしたオノフリが弾く6曲がすごい RV.208『ムガール大帝』RV.332 ト短調 RV.234『不安』 RV.199『疑い』 RV.362『狩』 RV.270『休息』 息を呑むとはこのことか 斬り込む白刃の鋭さと妖艶なまでにしなるがことき表情を用いてヴィヴァルディ音楽は表出された 荒れ狂う風は窓外で恐ろしい雄叫びをあげ続けている 何かが剥がれ何かが飛び 甲高い破裂音が響いた 遠くでサイレンが鳴り続けている だが嵐の闇もオノフリのヴァイオリンの比ではない 恐怖も快楽もオノフリが弾くヴィヴァルディの中にあるではないか 気温が下がったのかゾクッとする 明日の朝はどうなっているだろう 片付け修理掃除と忙しいのだろう いや 朝は来ないかもしれない と ふと妙な錯乱すら忍び寄る怪しさがこの音楽この演奏にはある まだ箱は開けたばかりだ これからアレッサンドリーニの「四季」をはじめシュテック ガルフェッティ ミナージ シンコフスキーの弾くヴィヴァルディを聴かなければならない もちろん無事明朝を迎えられればの話だが‥‥ 

風信子 さん | 茨城県 | 不明

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