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ヴィドール(1844-1937):木管楽器のための作品全集
若い頃からオルガン演奏に非凡な才能を見せていたヴィドール。彼に様々なオルガンの知識を与えた製作者カヴァイエ=コルの尽力で、わずか25歳でサン・シュルピス教会の終身オルガニストに就任、その後もカヴァイエ=コルとは親しい交際を続け、多くの音楽家とも親交を結び、ほぼ75年に渡る音楽生活で、当時フランスではほとんど顧みられることのなかったオルガンの地位を引き上げることに成功しました。そのため、現在ではオルガン作品ばかりが知られるヴィドールですが、カヴァイエ=コルのサロンで演奏された室内楽は熱狂的な歓迎を受けました。どの曲もブラームスを思わせるシンプルで明晰な旋律が特徴的ですが、突然の転調に耳を奪われたりと、数多くの工夫が凝らされています。(輸入元情報)
【収録情報】
フィレンツェ風組曲(1919)(R.ド・リードによるフルートとピアノ編)…世界初録音
1.第1番:カンティレーナ
2.第2番:カッシーネで
3.第3番:モルビデッツァ
4.第4番:悲劇的に
5.序奏とロンド Op.72(1898)フルート組曲 Op.34(1877頃/1884)
6.第1曲:Moderato
7.第2曲:Scherzo:Allegro vivace
8.第3曲:Romance:Andantino
9.第4曲:Final:Vivace3つの小品(1909)(A.レイによるオーボエとピアノ編)…世界初録音
10.第1番:パヴァーヌ(古いスタイルによるエア/ルイ15世「牧歌」)
11.第2番:エレジー(オルガン交響曲 第1番 ハ短調 Op13-1:第4楽章「瞑想」)
12.第3番:牧歌(オルガン交響曲 第2番 ニ長調 Op.13-2:第2楽章「牧歌」)
13.フルートとピアノのための組曲 Op.34-第4楽章(第1稿)(1877頃)
14.フルート、ヴァイオリン、チェロ、ハルモニウムとピアノのための「セレナード」Op.10(1870)…世界初録音
ティエス・ロールダ(フルート)…1-4.6-9.13-14
アレッサンドロ・ソッコルシ(ピアノ)…1-14オリヴァー・パテイ(クラリネット)…5
アレクセイ・オグリンチュク(オーボエ)…10-12
ベルト・モーイマン(ハルモニウム)…14
ジュンコ・ナイトウ(ヴァイオリン)…14
ベネディクト・エンツラー(チェロ)…14
録音時期:2014年9月12日…1-4、2015年3月4日…5、2015年12月10日…6-9.13、2016年6月17日…10-12、2015年6月20日…14
録音場所:Studio Van Schuppen, Veenendaal, The Netherlands,Concertzaal Ede, Ede,The Netherlands