ヴィクトル・ユゴー

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レ・ミゼラブル 4 ちくま文庫

ヴィクトル・ユゴー

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784480429742
ISBN 10 : 4480429743
フォーマット
出版社
発行年月
2013年02月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
622p;16

内容詳細

第4部「プリュメ通りの牧歌とサン・ドニ通りの叙事詩」。七月革命後のパリは、混乱をきわめていた。マリユスは、反政府秘密結社の一員として活動を続ける一方、コゼットとの愛を育んでゆく。その彼を慕うエポニーヌ、パリ路上の浮浪児ガヴローシュ、さらにテナルディエそしてジャン・ヴァルジャン…人々の転変が、激動期を背景に描かれてゆく。6月暴動を背景に展開する小説の核心部。

【著者紹介】
ヴィクトール・ユゴー : 1802‐1885。フランス・ロマン派を代表する詩人・小説家。劇作家。父はナポレオ軍将校だったが、帝政の終焉とともに没落した。ヴィクトールは文学に才能を発揮、1830年に『エルナニ』で大成功を収める。政治にも影響力を及ぼしたが1851年に亡命、イギリス領ガーンジー島に住み『静観詩集』や『レ・ミゼラブル』を刊行した。1870年に帰国。1885年に死去、国葬が営まれた

西永良成 : 1944年富山生まれ。専門はフランス文学研究・翻訳(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • りえこ さん

    マリユスや学生、バリケードにガブローシュに、盛り沢山の巻でした。やはり小説は、描かれている量が多くて、たくさんの情景がうかびます。

  • パーポ さん

    マリユスとコゼットのラブロマンス、そしてパリを震わす蜂起の叫び。やっと読み終わったー!今回泣きました。エポニーヌの死は、本当に悲しい。ジャン・バルジャンの葛藤シーンはやはり良いものだ。高貴な人間が自分の中の嫉妬心などの暗い感情と葛藤している姿は、心揺さぶられる。彼はこの先、戦いの中へ身を投じることになるのですが、ドキドキします。残るはラスト1冊。ここまで2年かかりました(長すぎる)。ようやくレミゼの旅の終着点が見えてきそうです。

  • spica015 さん

    物語の背景として歴史があるのではなく、歴史の一端としてジャン・ヴァルジャンの、マリユスの、ガヴローシュの物語が存在している。ユゴーの主眼は当時のフランスの社会情勢を切り取ることにあったと言っても過言ではないという気がするが、それでも物語の部分が面白いのは言うまでもない。登場人物の性格や心理描写が非常に巧み。不安定で恵まれない環境下にあっても、逞しく生き抜くガヴローシュが、他の誰よりも哲学を持っているように感じる。目立たないが、マブーフ老人も物語を象徴するような人物である。

  • こうけんどう さん

    この巻では物語の中心がマリユスへ移っていく。マリユスがコゼットと再会し夢のような逢瀬を過ごす。ガヴローシュが登場しその活躍が語られる。 だが、個人的にはエポニーヌの存在が大きいように思う。マリユスへの想いを胸にしつつ、マリユスとコゼットの間を取り持ち、テナルディエらからコゼット一家を救うなどした。最後は銃弾からマリユスを救ったが、自身はその犠牲となる。幼少期は大切に育てられたが、その後は父親に良いように使われ貧しく荒んだ生活となった彼女が哀れ。マリユスに看取られて死んでいったことがせめてもの救いだった。

  • まかあい さん

    ユゴーの長い長い独白を聴いているようだ。マリユスもコゼットもエポニーヌもガヴローシュもテナルヂィエもジャベールもそしてジャン・ヴァルジャンもユゴーの側面だ。それでもまだ彼の全体像が見通せない。深淵であるユゴーの内面世界でもう少し、過ごすことができる。

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ヴィクトル・ユゴー

1802〜1885。フランス・ロマン派を代表する作家・詩人。デビュー作『オードと雑詠集』が評価され、その後『エルナニ』で名声を得る。政治に関心を持ち七月王政時代から議員活動を行うが、ナポレオン3世のクーデターに反発し、亡命。60歳の時に大作『レ・ミゼラブル』を完成させる。最期は民主主義の英雄として国

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