ヴィクトリア・エイヴヤード

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暁の嵐 レッド・クイーン 下|4 ハーパーBOOKS

ヴィクトリア・エイヴヤード

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784596541369
ISBN 10 : 4596541361
フォーマット
発行年月
2020年06月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
496p;15

内容詳細

王冠を選んだカルと、真の自由を求めるメア―道は分かれたものの、宿敵である国王を排するまで二人はともに戦い続ける。そしてメアはカルが王に担ぎ出された裏に、シルバーを自滅させようとするレッドの計略があったと知る。各々の思惑が渦巻くなか、メアとカルは国王への反撃の狼煙を上げる―。レッドに生まれながらシルバーの力に目覚めた少女は、最後に何を選ぶのか。疾風迅雷の最終章!

【著者紹介】
ヴィクトリア・エイヴヤード : マサチューセッツ州イースト・ロングメドーで生まれ育つ。南カリフォルニア大学で脚本を学び、学位を取得。卒業後、2015年に『レッド・クイーン』でデビューを飾り、たちまちNYタイムズベストセラー1位を獲得

田内志文 : 1974年生まれ。翻訳家、文筆家、スヌーカー選手。シーランド公国男爵(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • たまきら さん

    えっ…最後の戦いがこの人ですかい!?と一瞬思いましたが、この本の主役はある意味彼らであり、それにふさわしい幕切れだったかも。これ、今回は彼女が主役でしたが、また視点を変えていくらでもお話が登場しそう。おばちゃんはエヴァンジェリンちゃんなら読んでもいいかな。現代の若者たちの悩みをギュッとつめこんだ感じなところがヒットしたのかもな…じいさんばあさん派手に殺されていくし。ははは…。

  • 星落秋風五丈原 さん

    とはいってもメアの気持ちは最初から決まっていて、「立場が」「仲間が」と言い訳しているに過ぎない。それにしてもファンタジーにもLGBTの波が来たか。本巻も前巻同様、複数視点で物語が進行。前巻はメア、キャメロン、そしてライヴァルだったエヴァンジェリンの三人だったが、最終巻たる本巻は更に増え、メア、エヴァンジェリン、そしてライヴァルのアイリス、カルとメイヴンの男性視点と大盤振る舞いだ。それぞれが単独行動を取る場面も増えたことから、全体の動きを追う上で必要と判断したのだろう。

  • チューリップ さん

    色んなキャラの視点で動くから読みにくいなと思っていたけど終盤に向かうと展開気になるから夢中で読めた。争いは終わったけどこの先にまた諍いは起こるんだろうし本当の平和を築くには長い年月が必要なんだろうなと感じる。ひとまずメアが平穏を取り戻したのは良かった。カルとの再会とかもう少しその後のエピソードが読みたい気もする。番外編とかで1冊おまけで出して欲しい。

  • Abercrombie さん

    最終巻。愛と裏切りの物語も最後は予想の範囲内で終わった感じ。でも、曖昧なままのところも多くて、いまいちすっきりしないなあ。

  • 械 さん

    寝る時間すら惜しかった下巻。 いつか、どこかの岐路の選択肢によって迎える可能性がある未来。そこで暮らす人々も、現在や過去、その中で思い悩む種は似ている。あえて異能力を全面に出さないで描いているのが、活きて響かせているのだと思う。 エヴィが変わったように、メアが変わらないものを必死に守ったように、カロア兄弟が固執してそれぞれの選択をしたように、誰しもの夜明けがある。 いつかただの日常が繰り広げられる、スピンオフシリーズでまた会いたいと願う。ちょっとした期間を過ごした知人への思いが、今胸に広がっている。

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マサチューセッツ州イースト・ロングメドーで生まれ育つ。南カリフォルニア大学で脚本を学び、学位を取得。卒業後、2015年に『レッド・クイーン』でデビューを飾り、たちまちNYタイムズベストセラー1位を獲得

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