ヴァスクス、ペーテリス(1946-)

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CD 輸入盤

弦楽四重奏曲第2番、第5番 スピーツェル弦楽四重奏団

ヴァスクス、ペーテリス(1946-)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
WER7329
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
Germany
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

ラトビアの作曲家、
ペトリス・ヴァスクスの弦楽四重奏曲
人間に寄り添うような温もりのある音楽


1946年ラトビア生まれの作曲家、ペトリス・ヴァスクスの弦楽四重奏曲集。ヴァスクスが生まれ育った時代、ラトビアはロシアの占領下にありました。自由が抑圧された祖国の中で、ヴァスクスはそこに生きる人々にとっての「魂の楽園」を音楽に求めます。テキストを伴う声楽曲は検閲を避けられない当時、器楽曲のみが「自由の孤島」でした。1991年に独立を果たし、社会の混乱が収まってからは、彼の音楽から嘆きや痛みの要素は薄れていき、「愛」への賛美が彼の主な創作テーマとなります。占領下時代も独立後も、常に人と共にあろうとした、彼の人間に対する愛、慈しみが一貫して彼の創作への動機となっています。調性的な響きの中で、人の心のひだに染み入るような「歌」を奏でる彼の音楽の向こうには、ヴァスクスという1人の人間が垣間見えるようです。
 2004年に書かれた弦楽四重奏曲第5番は、相反する性格の2つの楽章からなる作品。1楽章では荒々しい楽想が感情の高まりを想起させ、2楽章では静謐な空気の中、穏やかさと悲しさが入り混じったような世界が広がります。
 1984年、ラトビア独立への動きが高まりつつある頃に書かれた弦楽四重奏曲第2番は、自然の生命力への賛歌と環境問題への問い。鳥の歌を模した2楽章の後に続く3楽章「悲歌」は、「鳥は来年戻ってくるのだろうか?」と問いかけます。
 自らも弦楽器奏者であるヴァスクスが、自分の音楽を最も伝え得るとする弦楽器。中でも全部で5曲ある弦楽四重奏曲は彼が長い年月に渡って書き続けている、思い入れのある編成です。彼の音楽言語が彼の声として伝わってくるような作品集です。(キングインターナショナル)

【収録情報】
ヴァスクス
● 弦楽四重奏曲第5番 (2004)(存在している/あまりに遠く・・・まだ近く)
● 弦楽四重奏曲第2番『夏の歌』 (1984)(花の中へ/鳥/悲歌)


 スピーツェル弦楽四重奏団

 録音時期:2013年8月(第5番)、2014年5月(第2番)
 録音場所:ラトビア、セサヴァ・ルター派教会(第5番)、レーゼクネ市コンサート・ホールGORS(第2番)
 録音方式:ステレオ(デジタル)

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