フルート協奏曲集、12の小品、フルート三重奏曲　アントニーナ・スティチェン、ヴォイチェフ・ライスキ&ポーランド室内フィル

ヴァインベルグ:フルート協奏曲集、フルート三重奏曲
アントニーナ・スティチェン

スティチェンは1991年ポーランド生まれの女性フルーティスト。ポーランドやスペインの音楽大学でルツェルン祝祭管弦楽団やサイトウ・キネン・オーケストラで首席をつとめるジャック・ズーンやアガタ・イグラスほかに学び、数々の音楽コンクールの賞を受賞。主にポーランドで活躍している彼女のデビュー・アルバムです。
　明るく澄み渡る音色は彼女が音楽との両立に情熱を傾ける馬術競技における颯爽と駆け抜ける馬のようです。ヴォイチェフ・ライスキの指揮の元、透き通るような弦楽合奏が美しいポーランド室内フィルのバックアップを受け、ヴァインベルグの1945年から87年の間の音楽と政治の距離感が難しかった時代の作品を美しく、切なく、時に叫ぶように弾き分けていきます。(輸入元情報)

【収録情報】
ヴァインベルグ:
1. フルート協奏曲第1番 op.75 (1961)
2. フルートと弦楽オーケストラのための12の小品 op.29bis (1945/1983)
3. フルート協奏曲第2番 op.148 (1987)
4. フルート、ヴィオラとハープのための三重奏曲 op.127 (1979)

　アントニーナ・スティチェン(フルート)
　ズザンナ・フェドロヴィチ(ハープ:4)
　パヴェル・チャルニー(ヴィオラ:4)
　ポーランド室内フィルハーモニー管弦楽団(1-3)
　ヴォイチェフ・ライスキ(指揮:1-3)

　録音時期:2016年
　録音場所:ポーランド、ソポト、ステラ・マリス教会
　録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)