ヴァイル、クルト(1900-1950)

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DVD 輸入盤

『マハゴニー市の興亡』全曲(英語) オレ&パドリッサ演出、エラス=カサド&マドリード王立劇場、W.ホワイト、ブルガーゴーズマン、他(2010 ステレオ)

ヴァイル、クルト(1900-1950)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
BAC067
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
Europe
画面サイズ
:
ワイドスクリーン
:
カラー
フォーマット
:
DVD
その他
:
輸入盤

商品説明


ラ・フラ・デルス・バウス、またしても!
マドリードで大成功を収めた『マハゴニー市の興亡』
ブレヒト&ワイルの毒が現代に蘇る!


またしてもラ・フラ・デルス・バウスがやってくれました! 2010年9月、マドリードのレアル劇場で上演されたワイル『マハゴニー市の興亡』です。ベグビック、ファッティ、モージズという三人のいわくつきたちが荒野に作った街マハゴニーは、自由と歓楽を売りにして大いに繁栄する。しかしそこにやってきた人々の運命は拝金主義に翻弄され、死者が続出、ついには人々の暴動が起きて街は荒廃する、と言った話。1927年に初演された小規模な作品(通称『小マハゴニー』)を元に大規模なオペラへと拡大したもので、鬼才ベルトルト・ブレヒトとワイルのコンビの作品の中でも現代社会への痛烈な皮肉に満ちていることでは随一なもの。その毒ゆえに1930年の初演時からしばらくは大きな評判となったものの、1933年にナチが上演を禁止、十分に広まらぬまま終わり、劇中歌『アラバマ・ソング』だけが知られる存在となっていました。社会問題が顕在化した1960、1970年代に「再発見」されて人気が上がり、ことに近年は経済の行き詰まりなどから注目すべき上演が続いています。
 このマドリードの上演では、スペインの舞踊集団ラ・フラ・デルス・バウスが招かれ、中心メンバーであるアレックス・オレとカルルス・パドリッサが演出を担当。繁栄の崩壊を鼻先に突きつけられている現代ヨーロッパの問題をズバリと描いた舞台は大成功を収めました。実はレアル劇場の現総監督はあのジェラール・モルティエ。ザルツブルク音楽祭やパリのオペラ座で鮮やかな手腕を振るったモルティエならば納得の、現代社会に訴えかける刺激的なプロダクションです。
 ワイルのオペラには珍しいほど大物歌手が多数起用されています。街を築いた中心人物であるベグビックには、米国のベテラン名ソプラノ、ジェーン・ヘンシェル。同じく中心人物の三位一体のモージズには、2004年に下級勲爵士に叙任され「サー」の称号を得たジャマイカ生まれの名バス・バリトン、ウィラード・ホワイト。ジェニーは、個性的なファッションでも知られるカナダのソプラノ、ミーシャ・ブルガーゴーズマン。
 指揮のパブロ・エラス=カサドは、1977年、スペインのグラナダに生まれた若い指揮者。ここ数年の活躍は目覚しく、日本でもこの2011年6月にNHK交響楽団を指揮しています。近現代の音楽を得意とする一方、オペラ指揮者として劇場のピットにも度々入っており、『マハゴニー市の興亡』のような作品では打ってつけです。
 なおオリジナルはドイツ語ですが、ここではマイケル・ファインゴルドによる英訳を用いています。(キングインターナショナル)

【収録情報】
・ワイル:歌劇『マハゴニー市の興亡』全曲(英語上演)

 ジェーン・ヘンシェル(Ms レオカディア・ベグビック)
 ドナルド・カーシュ(T ファッティ)
 ウィラード・ホワイト(Bs 三位一体のモージズ)
 ミーシャ・ブルガーゴーズマン(S ジェニー・スミス)
 ミヒャエル・ケーニヒ(T ジム・マッキンタイア)
 ジョン・イースターリン(T オブライエン、ヒギンズ)
 オットー・カッツマイアー(Br 銀行口座ビル)
 スティーヴン・ヒュームズ(T アラスカの狼ジョー)、他
 ラ・フラ・デルス・バウス
 コーロ・インテルメッツォ
 マドリード交響楽団
 パブロ・エラス=カサド(指揮)

 演出:アレックス・オレ、カルルス・パドリッサ
 舞台美術:アルフォンス・フロレス
 衣装:ルック・カステルス
 照明:ウルス・シェーネバウム

 収録時期:2010年9月
 収録場所:マドリード、王立劇場(ライヴ)

 収録時間:138分
 画面:カラー、16:9
 音声:PCM Stereo、Dolby Digital 5.1
 字幕:英独仏西
 NTSC
 Region All

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