CD

ヴァイオリン・ソナタ集(メンデルスゾーン、ヤナーチェク、R・シュトラウス) ジェラール・プーレ(vn)、ベルリンスカヤ(p)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
LVC1087
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
日本
フォーマット
:
CD

商品説明

名匠ジェラール・プーレ、最新録音登場!なんとも甘美な熱をはらんで突き進むアレグロ、
ここぞ!というところでポルタメントが心とろかす「フランスのヴィオロン」
ピアニストはボロディンSQ結成時チェリストの娘。まさに室内楽の申し子同士、極上デュオを展開!

度重なる来日公演の成功が示しているとおり、そして並居る名盤の評価にも示されているとおり、日本でも圧倒的な人気が根強く続く「パリ音楽院のヴァイオリニスト」ジェラール・プーレ。この名手が近年好んで録音を続けているSaphirから、待望の最新録音がリリースされました!今回のプログラムは、室内楽ファン垂涎の、演奏者の解釈姿勢がじっくり味わえる「巨匠たちの傑作ソナタ」3編。

メンデルスゾーンが(「ヴァイオリン協奏曲ホ短調」と同じく)ゲヴァントハウス管の首席フェルディナント・ダーフィトに捧げた、あの匂い立つようなヘ長調ソナタから、ヤナーチェクが晩年に残した難曲、そして若きリヒャルト・シュトラウスが、室内楽作曲の総決算のようにして世に問うた充実作…と、初期ロマン派・晩期ロマン派・近代それぞれから1作ずつのバランスよいプログラムも嬉しいところ。プーレの弦のたくみさと甘美さは3作それぞれに全く異なる表情をみせ、ヤナーチェクでは深い情感の襞やリズムの交錯が、シュトラウスでは堅固な構築感が、メンデルスゾーンでは颯爽たるスピード感が、実に印象的に聴き手の心を捉えるのです。

ただ香気あふれるフランス趣味だけでは完結しない、巨匠の面目躍如!そういえばプーレはフランス派の巨匠フランチェスカッティだけでなく、メニューイン、シェリング、ミルシテインといった世界的な名手たちの薫陶も受けているわけで、そうした伝統もひしひしと感じさせてくれるのです。プーレが室内楽の名手だけに、ピアニストもいかんなき新世代名手が選ばれています。モスクワ音楽院出身の気鋭ベルリンスカヤは、なんと、あの伝説的団体ボロディン四重奏団の結成メンバー、(先月惜しくも逝去した)チェロのヴァレンティン・ベルリンスキーの娘だったり…なるほど、どうりで室内楽の「息遣い」が分かっているわけですね。プーレとの対話の呼吸感は絶妙、互いに助け合い、競い合いながら織りなされるデュオの空気はけだし絶妙。極上の、本物の室内楽の瞬間が、ここに詰まってます!(マーキュリー)

フェリクス・メンデルスゾーン(1809〜47):
・ヴァイオリンとピアノのためのソナタ ヘ長調(1836)

レオシュ・ヤナーチェク(1854〜1928):
・ヴァイオリンとピアノのためのソナタ(1921)

リヒャルト・シュトラウス(1864〜1949)
・ヴァイオリンとピアノのためのソナタ作品18(1888)

 ジェラール・プーレ(ヴァイオリン)
 ルドミラ・ベルリンスカヤ(ピアノ)

内容詳細

初期ロマン派から近代にいたる変化を、性格の異なる三つのソナタによって表現するという意欲的なアルバム。とくにヤナーチェクが聴きものだ。この作品がもつ特異な感性に、やや細身の音色で鋭く迫っている。R.シュトラウスでの鋭敏な弓使いも印象的だ。(長)(CDジャーナル データベースより)

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