【中古:盤質S】 『ヴァイオリン・ソナタ集〜シューマン、ヤナーチェク、メンデルスゾーン』　シモーネ・ラムスマ、クーレック

オランダの俊英ヴァイオリン奏者
シモーネ・ラムスマ、興味深いプログラムで登場

オランダの俊英ヴァイオリン奏者、シモーネ・ラムスマによるヴァイオリン・ソナタ集。メンデルスゾーンのヴァイオリン・ソナタや、ヤナーチェクの珍しいヴァイオリンのための作品「ヴァイオリン・ソナタ」を収録した興味深いプログラムでの登場です。
　メンデルスゾーンの1838年の作のヴァイオリン・ソナタは４作品のみ残されている中の１曲。情熱と緻密さをあわせもつ秀作。ヤナーチェクの作品はきわめて民族色の濃厚な熱い作品ですが、ラムスマの濃密な音色はヤナーチェクにぴったり。シューマンのヴァイオリン・ソナタも、室内楽ピアニストとして様々なアーティストから篤い信頼を寄せられているクーレックとの緻密なアンサンブルが光る演奏を展開しています。
　ラムスマは若い世代ながら（1985年生まれ）、ロイヤル・コンセルトヘボウ管、クリーヴランド、シカゴ響など世界の名だたるオーケストラとこれまでに共演しています。５歳でヴァイオリンをはじめ、11歳でイギリスに移り、メニューイン音楽院で学んだ逸材です。（キングインターナショナル）

【収録情報】
● メンデルスゾーン：ヴァイオリン・ソナタ ヘ長調 MWV Q26
● ヤナーチェク：ヴァイオリン・ソナタ
● シューマン：ヴァイオリン・ソナタ第2番ニ短調 op.121

　シモーネ・ラムスマ（ヴァイオリン／ストラディヴァリウス「Mlynarski」 1718）
　ロベルト・クーレック（ピアノ）

　録音時期：2015年3月30日〜4月1日
　録音方式：ステレオ（デジタル／セッション）
　SACD Hybrid
　CD STEREO/ SACD STEREO/ SACD SURROUND