CD 輸入盤

『ベル・カント・ヴァイオリン』Vol.1〜バロック・ソナタ集 アルフレード・カンポーリ(2CD)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
4825175
組み枚数
:
2
レーベル
:
:
Australia
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

アルフレード・カンポーリ
『ベル・カント・ヴァイオリン』Vol.1〜バロック・ソナタ集


イタリア出身のアルフレード・カンポーリ[1906-1991]は蓄音機時代の最も重要なヴァイオリニストの一人で、軽音楽の伝え手として、自身のサロン・オーケストラのコンサートでもデッカでも1930年代に大きな成功を収めました。今回エロクァンスから発売される2枚組CDシリーズは戦後クラシック・ソリスト「カンポーリ」として生まれ変わったこのヴァイオリニストの変化に焦点を当てています。このCDはその第1弾です。
 カンポーリは1948年から1955年、どの時代の音楽でも豊かで濃密な音、滑らかで表現力のあるフレージングが尊重されていたこの時期に、このCDのバロック・ソナタの録音を行いました。実際にデッカで1951年、最初に発売された時は片面にバッハのソロ・パルティータ ニ短調、もう片面にブルッフのト短調協奏曲のLPでした。
 カンポーリはローマに生まれ、ヴァイオリン教師だった父親に学び、その時代の偉大な歌手のレコードを聴いてロンドンで育ちました。その影響もあってか彼特有の演奏は、メロディックなフレージングと名手であることを示す見せ場を作るというイタリア・バロックの基本にルーツを持つベルカント唱法にたとえられます。
 タルティーニの2つのソナタはダブルトリップ、トリプルトリップが多く、派手なパッセージワークと精巧な装飾音が特徴の難易度の高い曲で、オペラ風の物語をほのめかす副題がついています。19世紀になってやっと一般に知られるようになった『捨てられたディド』と、悪魔が彼の手からヴァイオリンを奪ってソナタを弾いた夢を見て、そのあまりの美しさに目が覚めてすぐに書き取ったという体験から思いついたと言われる『悪魔のトリル』です。
 「アルフレード・カンポーリ:ベル・カント・ヴァイオリン」シリーズすべての録音がデッカ・オリジナル音源からの新規リマスタリングとなります。アーティストと演奏曲目については、カンポーリの伝記作家デイヴィッド・タンリーによる新たなブックレットの中のエッセーで詳しく解説されています(欧文のみ)。(輸入元情報)

【収録情報】
Disc1

1. J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第2番ニ短調 BWV.1004
2. タルティーニ:ヴァイオリン・ソナタ ト短調『悪魔のトリル』
3. タルティーニ:ヴァイオリン・ソナタ ト短調 Op.1-10『捨てられたディド』

Disc2
4. ヘンデル:ヴァイオリン・ソナタ イ長調 HWV.361
5. ヘンデル:ヴァイオリン・ソナタ ト短調 HWV.368
6. ヘンデル:ヴァイオリン・ソナタ ヘ長調 HWV.370
7. ヘンデル:ヴァイオリン・ソナタ ニ長調 HWV.371
8. ヘンデル:ヴァイオリン・ソナタ イ長調 HWV.372
9. ヘンデル:ヴァイオリン・ソナタ ホ長調 HWV.373

 アルフレード・カンポーリ(ヴァイオリン)
 ジョージ・マルコム(ピアノ:2,3 チェンバロ:4-9)

 録音時期:1948年(1)、1954年5月18,19日、1955年3月24日(2,3)、1952年7月28,30日(4-9)
 録音場所:ロンドン、ウェスト・ハムステッド、デッカ・スタジオ
 録音方式:モノラル(セッション)

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