CD 輸入盤

『エディト・パイネマン WDRリサイタル録音集』 イェルク・デムス、他(1957-1967)(2CD)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
SSS0213
組み枚数
:
2
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明


美しすぎるヴァイオリニスト、エディト・パイネマン第2弾!
WDRリサイタル録音集! パイネマンの高貴な芸術!


空前のヒットとなった協奏曲ライヴに続いて、美貌の天才ヴァイオリニストとして高名なパイネマンの未発表放送用スタジオ録音が一気にリリース。その高名に比して録音は極めて少なく、DGへのCD1枚分が全てでしょうか。マニアは、ハウシルトとのレーガーのヴァイオリン協奏曲の録音をご存知のことでしょう(AMATI)。ここに登場するレパートリーも全曲初出レパートリーです。
 1937年にドイツ・マインツに生れたパイネマンは、4歳で同地のオケのコンサートマスターであった父からヴァイオリンを学びます。さらにハインツ・スタンシュケ、マックス・ロスタルに師事。19歳でドイツ放送局(ARD)主催のコンクールで第1位となり,国際的な活動を開始します。アメリカでは、特に大指揮者ジョージ・セルがパイネマンを高く評価したために、1965年のクリーヴランド管のニューヨーク、カーネギー・ホール公演にもソリストとして起用されます。以降、共演した指揮者にはミュンシュ、ショルティ、カラヤン、カイルベルト、クリップス、バルビローリ、クーベリック、テンシュテット、マルティノン等が挙げられます。1972年にはミュンヘン・フィル初来日公演にソリストとして参加。
 1970年代以降は教育活動に重きを置いたために、演奏家として録音に恵まれなかったのかも知れません。それ故に協奏曲の名曲、名演を集めた当企画は長年の渇きを癒すリリースと申せましょう。芸風は典雅にして高潔。無駄な効果を狙った演奏とは無縁です。ベートーヴェンの高貴さには頭が下がるばかり。モーツァルトは深遠な思索に富んだ名演。ブラームスのF.A.E.ソナタの感受性の強さ。そしてシューベルトの『幻想曲』、この自由度の高い飛翔に心洗われる思いであります。
 伴奏ピアノの神様ともいえるデムスのバッキングが多いことも朗報。全てモノラルですが、ケルン放送の技術の高さは多くの見識あるファンが知るところ。期待を裏切りません。(輸入元情報)

【収録情報】
1. ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第7番ハ短調 op.30-2
2. モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ第27番ト長調 K.379
3. シューベルト:ヴァイオリン・ソナタ第3番ト短調 D.408
4. ブラームス:F.A.E.ソナタよりスケルツォ ハ短調
5. ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第2番イ短調 Op12-2
6. シューベルト:幻想曲 ハ長調 D.934


 エディト・パイネマン(ヴァイオリン)
 ヘルムート・バース(ピアノ:1,2)
 イェルク・デムス(ピアノ:3-5)
 ロバート・アレクサンダー・ボーンク(ピアノ:6)

 録音時期:1967年10月4日(1,2)、1966年6月24日(3)、1966年4月26日(4,5)、1957年6月23日(6)
 録音方式:モノラル(放送用セッション)
 音源提供:WDRケルン放送

 日本語オビ・解説付

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誠実な、ドイツ正統派の演奏。曲目からして...

投稿日:2021/05/11 (火)

誠実な、ドイツ正統派の演奏。曲目からして、正に「ドイツ正統派」。演奏も誠実そのもの。1930年代に活躍した、アドルフ・ブッシュを彷彿とさせる演奏です。ベートーベンはもう少し力強さが欲しいところですが、モーツアルト、シューベルトは、等身大の、素直な演奏で、心に響きます。ヴィルトーゾ・タイプではなく、録音も古めかしく、音楽に何を求めるかで、評価が分かれると思います。

スナフキン さん | 東京都 | 不明

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