CD 輸入盤

『ニーベルングの指環』全曲 ティーレマン&バイロイト(2008 ステレオ)(14CD)

ワーグナー(1813-1883)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
OACD9000BD
組み枚数
:
14
レーベル
:
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明


ワーグナー:『ニーベルングの指環』全曲(14CD)
クリスティアン・ティーレマン指揮 バイロイト音楽祭2008年ライヴ収録


オーパス・アルテ バイロイト音楽祭プロジェクトVol.1
バイロイト音楽祭と長期契約締結−新時代のバイロイトがついにベールを脱ぐ!
『リング』に新たな名盤が誕生

【各誌批評も高評価のティーレマン『指環』】
ニューヨーク・タイムズ
ティーレマンは、献身的な演奏家が集うオーケストラから、緻密で輝かしく、そして活力に満ちた演奏を引き出した。

英ガーディアン紙
今年のバイロイトの『指環』はティーレマンに尽きる・・・これは疑いようがない。彼はその壮大なスケール、容赦なく降り注がれる苛烈な力強さをもって、記念碑的な音楽体験を創造したのだ。

【バイロイト新時代の幕開け! オーパス・アルテ、バイロイトと長期パートナー契約締結】
2009年秋、英国オーパス・アルテ社よりビッグニュースが飛び込んできました。それはオーパス・アルテ社が、大家ワーグナー自らが創設し、100年以上の歴史を誇る歴史的音楽祭「バイロイト音楽祭」と長期パートナー契約を締結したというもの。ワーグナー上演の聖地であるこの音楽祭は、世界一チケット入手が困難なことでも知られており、またここ10年ほど映像・録音物のリリースが途絶えていることもあって、その実像はヴェールに包まれていました。
長年音楽監督として君臨してきたヴォルフガング・ワーグナー(ワーグナーの孫)の後継者として、2009年から二頭体制で音楽監督に就任したカタリーナ・ワーグナーとエーファ・ワーグナー・パスキエ(ともにワーグナーの曾孫)は、この歴史ある音楽祭に新風を吹き込むべく、さまざまな新しい試みに挑戦し始めました。インターネット中継や、野外スクリーンを利用したライヴ・ビューイングなど、最新のメディアを積極活用した「聖地の大衆化」は、バイロイト新時代の幕開けとして大いに話題となりました。その一環として結実したのが、今回のオーパス・アルテ社との提携による、最新舞台を収めたCD&DVDの世界発売なのです。


【第1弾はリング! バイロイトの『リング』ライヴ全曲CDは66&67年のベーム盤以来】
栄えある<オーパス・アルテ バイロイト音楽祭プロジェクト>第1弾は、バイロイト音楽祭のメイン演目『ニーベルングの指環』をライヴ収録した全曲CD。DVD専門レーベルであったオーパス・アルテが初めてCDリリースに挑戦します。バイロイトの『リング』といえば、フルトヴェングラー、クナッパーツブッシュ、カイルベルト、ベーム、ブーレーズ、バレンボイムなど、綺羅星のごときスター指揮者たちが名演を繰り広げてきましたが、全曲盤のライヴ録音としては、なんと1966〜67年のカール・ベーム盤(Philips)以来、実に約40年ぶりの正規盤リリースとなります(ブーレーズ盤、バレンボイム盤は通常公演のライヴではなく別録音)。決して途切れることのない、みなぎる力感と推進力は、まさにライヴならでは。巨大な音のうねりに身をまかせることで、めくるめく15時間のバイロイト体験を味わうことができるでしょう。

【「伝統」と「新生」の狭間に立ち現れるものは・・・バイロイトの看板指揮者ティーレマン】
「ドイツの伝統を継承する第一人者」と称され、欧米で熱狂的な支持を集める指揮者クリスティアン・ティーレマン。ウィーン・フィルやベルリン・フィルに客演した際はチケットが即完売するほどの人気ぶりで、2010年春には音楽監督を務めるミュンヘン・フィルと来日公演が予定されており、日本でも注目が高まっています。
ティーレマンは2000年に『ニュルンベルグのマイスタージンガー』でバイロイト音楽祭デビュー。以来毎年出演を重ね、バイロイトになくてはならない存在となっています。『リング』は2006年から2009年の今年に至るまで4年連続指揮を担当し(2010年も予定)、その評価もすこぶる高いものでした。
伝統の殻を打ち破り、新時代に向けて生まれ変わろうとするバイロイトにあって、「伝統の継承者」と称されるティーレマンは、どのような化学反応を生み出すのでしょうか。転換期にあるバイロイトの力学の多様性が最も顕在化しているのがこのティーレマンの『リング』なのかもしれません。

【収録情報】
リヒャルト・ワーグナー:舞台祝祭劇『ニーベルングの指環』全曲

・序夜:楽劇『ラインの黄金』全曲(CD2枚組) [151:17]
 ヴォータン:アルベルト・ドーメン
 ドンナー:ラルフ・ルーカス
 フロー:クレメンス・ビーバー
 ローゲ:アルノルト・ベゾイエン
 ファゾルト:クヮンチュル・ユン
 ファフナー:ハンス=ペーター・ケーニヒ
 アルベリヒ:アンドリュー・ショア
 ミーメ:ゲルハルト・ジーゲル
 フリッカ:ミシェル・ブリート
 フライア:エディット・ハラー
 エルダ:クリスタ・マイヤー
 ヴォークリンデ:フィオヌアラ・マッカーシー
 ヴェルグンデ:ウルリケ・ヘルツェル
 フロスヒルデ:ジモーネ・シュレーダー
 バイロイト祝祭管弦楽団
 クリスティアン・ティーレマン(指揮)

 録音時期:2008年
 録音場所:バイロイト祝祭劇場
 録音方式:デジタル(ライヴ)

・第一夜:楽劇『ワルキューレ』全曲(CD4枚組) [225:33]
 ジークムント:エントリク・ヴォトリヒ
 フンディング:クヮンチュル・ユン
 ヴォータン:アルベルト・ドーメン
 ジークリンデ:エファ=マリア・ウェストブロック
 ブリュンヒルデ:リンダ・ワトソン
 フリッカ:ミシェル・ブリート
 ゲルヒルデ:ゾーニャ・ミューレック
 オルトリンデ:アンナ・ガブラー
 ワルトラウテ:マルティーナ・ディーケ
 シュヴェルトライテ:ジモーネ・シュレーダー
 ヘルムヴィーゲ:エディット・ハラー
 ジークルーネ:ウィルケ・テ・ブルメルストルーテ
 グリムゲルデ:アンネッテ・キュッテンバウム
 ロスヴァイセ:マヌエラ・ブレス
 バイロイト祝祭管弦楽団
 クリスティアン・ティーレマン(指揮)

 録音時期:2008年
 録音場所:バイロイト祝祭劇場
 録音方式:デジタル(ライヴ)

・第二夜:楽劇『ジークフリート』全曲(CD4枚組) [244:37]
 ジークフリート:ステファン・グールド
 ミーメ:ゲルハルト・ジーゲル
 さすらい人:アルベルト・ドーメン
 アルベリヒ:アンドリュー・ショア
 ファフナー:ハンス=ペーター・ケーニヒ
 エルダ:クリスタ・マイヤー
 ブリュンヒルデ:リンダ・ワトソン
 森の鳥:ロビン・ジョハンセン
 バイロイト祝祭管弦楽団
 クリスティアン・ティーレマン(指揮)

 録音時期:2008年
 録音場所:バイロイト祝祭劇場
 録音方式:デジタル(ライヴ)

・第三夜:楽劇『神々の黄昏』全曲(CD4枚組) [275:26]
 ジークフリート:ステファン・グールド
 グンター:ラルフ・ルーカス
 ハーゲン:ハンス=ペーター・ケーニヒ
 アルベリヒ:アンドリュー・ショア
 ブリュンヒルデ:リンダ・ワトソン
 グートルーネ:エディット・ハッラー
 ヴァルトラウテ:クリスタ・マイヤー
 第1のノルン:ジモーネ・シュレーダー
 第2のノルン:マルティーナ・ディーケ
 第3のノルン:エディット・ハラー
 ヴォークリンデ:フィオヌアラ・マッカーシー
 ヴェルグンデ:ウルリケ・ヘルツェル
 フロスヒルデ:ジモーネ・シュレーダー
 バイロイト祝祭合唱団(合唱指揮:エベルハルト・フリードリヒ)
 バイロイト祝祭管弦楽団
 クリスティアン・ティーレマン(指揮)

 録音時期:2008年
 録音場所:バイロイト祝祭劇場
 録音方式:デジタル(ライヴ)

 総収録時間:897分
 英・独語解説 英・独・仏語リブレット

総合評価

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とてもすばらしいバイロイト祝祭劇場の音楽...

投稿日:2016/09/07 (水)

とてもすばらしいバイロイト祝祭劇場の音楽が自宅で再現できることに感動! バイロイト祝祭劇場を建築した リヒャルト・ワーグナー、 バイエルン王ルートヴィヒ2世がめざしたものさえ感じ取ることができる

L.V.B さん | 千葉県 | 不明

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今回スリム化を前にレギュラー仕様のものを...

投稿日:2016/08/25 (木)

今回スリム化を前にレギュラー仕様のものを特価で購入しましたが、リリース当初とは外箱の仕様が変わっているようです。当初の上蓋が分離したしっかりとした貼り箱ではなく、単なるフラップ蓋の紙箱なので、開けるときにフラップが折れてしまい残念。中身は4つそれぞれ化粧箱仕様です。 ワルキューレから聴き始めていますが、なるほど他のレビュアーさんの仰るとおりティーレマンの演奏スタイルがとても良い方向に出ている良盤と思います。ワーグナーとは本来このような演奏だったよなあ、と改めて気づいた次第。

Candide さん | 富山県 | 不明

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 VPOとのベートーヴェンには「聴き始めて...

投稿日:2016/06/28 (火)

 VPOとのベートーヴェンには「聴き始めてすぐにフルトヴェングラーの真似をしているのか?と気になってしまう」とマイナス評価の投稿をしています(現在販売中バージョンのユーザーレビューでは削除)。しかしながら、フルトヴェングラーが独特すぎたからか、「交響曲」と「オペラ」の違いからか、ワーグナーではティーレマンが入念に行う表情付けはなかなか堂に入っていて面白く聴くことができました。聴き手を圧倒するような迫力あふれる録音ではありませんが、バランスを含め特段の不満はありません。今更ながら、ではありますが、ティーレマンの実力やその高い評価に関する認識を改めました。

エステ荘の噴水 さん | 岩手県 | 不明

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