DVD 輸入盤

『トリスタンとイゾルデ』全曲 フリードリヒ演出、コウト&ベルリン・ドイツ・オペラ、コロ、ジョーンズ、他(1993 ステレオ)(2DVD)

ワーグナー(1813-1883)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
102317
組み枚数
:
2
レーベル
:
:
Europe
画面サイズ
:
ワイドスクリーン
:
カラー
フォーマット
:
DVD
その他
:
輸入盤

商品説明

ワーグナー:『トリスタンとイゾルデ』
コロ、ジョーンズ、コウト&ベルリン・ドイツ・オペラ


【収録情報】
・ワーグナー:『トリスタンとイゾルデ』全曲

 トリスタン/ルネ・コロ(テノール)
 イゾルデ/グイネス・ジョーンズ(ソプラノ)
 マルケ王/ロバート・ロイド(バス)
 ブランゲーネ/ハンナ・シュヴァルツ(アルト)
 クルヴェナール/ゲルト・フェルトホフ(バリトン)
 メロート/ペーター・エデルマン(テノール)
 牧人/ウヴェ・ペーター(テノール)
 舵手/イワン・サルディ(バリトン)
 若い水夫/クレメンス・ビーバー(テノール)、他
 ベルリン・ドイツ・オペラ合唱団(合唱指揮:ヘルヴァルト・マッティセン)
 ベルリン・ドイツ・オペラ管弦楽団
 イエジー・コウト(指揮)

 演出:ゲッツ・フリードリヒ
 装置:ギュンター・シュナイダー=ジームセン
 衣装:インゲ・ユースティン

 収録時期:1993年
 収録場所:東京、NHKホール(ライヴ)

 収録時間:233分
 画面:カラー、16:9
 音声:PCMステレオ2.0、ドルビーデジタル5.1、DTS5.1
 字幕:独、英、仏、西、伊、韓
 NTSC
 Region All

総合評価

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私はブルーレイ盤の方を聞いた。日本での演...

投稿日:2019/08/31 (土)

私はブルーレイ盤の方を聞いた。日本での演奏なのに日本語字幕が入っていない(韓国語は入っている)のは残念だが、ハイビジョン初期の映像がブルーレイ化されたことを喜びたい。それだけコロとジョーンズはレスペクトされているのだろう。ハイビジョン初期の映像はクライバーのばらの騎士(ウィーンのほう)やブラ2、ブラ4、ニューイヤーコンサート1992、サヴァリッシュの指輪や影のない女、ベルリンドイツオペラのマイスタージンガー、ショルティの影のない女、仮面舞踏会、ドホナーニのサロメ、ブーレーズのペレアスとメリザンド、チェリビダッケのブルックナーなどブルーレイ化されていないものがまだたくさんあるのでオリジナルからリマスターしてブルーレイで再発してほしい。アバドとライモンディのドン・ジョバンニやショルティの魔笛、ベルリンドイツオペラのオランダ人など結局テレビ放送されただけでLDにもDVDにもならなかったハイビジョン映像もぜひブルーレイで復刻してほしい。  さてこのNHKホールでの演奏は私も聞きに行ったのでよく覚えている。画質音質は極めて優秀で25年以上前の映像とはとても思えない。よく言われることだがジョーンズの声は録音では良さが伝わりにくい。特有の細かいヴィブラートが客席で聞くと良く響くのだがマイクの位置だと粗っぽく聞こえてしまうのだ。だがこの映像は比較的良くジョーンズの声を良く捉えている。ジョーンズは1993年はメットのワルキューレでも力強いブリュンヒルデを聞かせてくれた。自分はジョーンズの全盛期の声を聞けて本当にラッキーだ。  コロも調子は良く素晴らしいトリスタンで、1983年の有名なバイロイトのポネル演出の映像の若々しさはないが成熟した大人のラブデュエットを聴かせる。だが正直、1989年のウィーンの来日公演で聞かせてくれたパルジファルほどの圧倒的なパワーは感じなかった。コロのワーグナー歌手としてのピークは1989年のパルジファルだったのだと思った。コロがワーグナーを歌うのもあと数年だろうなと思った。実際5年後のタンホイザーでコロはワーグナーから卒業した。  ゲッツ・フリードリヒの例によって暗めで抽象的な演出は違和感はないが、タンホイザーの時のようなセンセーショナルなものではなく、どれだけ成功しているか判断は微妙だ。1987年のベルリンドイツオペラの指輪を観られなかったのが残念だ。写真を見る限りでは80年代にバイロイトで演出したパルジファル(原子力パルジファルと言われた)が一番良さそうに思うのだが映像が残っていないようで残念だ。演奏もコロの83年の映像と、コロとクライバーの有名な録音には少し及ばないが、何よりジョーンズのイゾルデが聞ける。ブルーレイで出ている映像としては最も良い演奏だと思う。

みんなのまーちゃん さん | 東京都 | 不明

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画質が良いのに驚き。そう、この時期のNHK...

投稿日:2017/09/03 (日)

画質が良いのに驚き。そう、この時期のNHKは世界に先駆けて独自のアナログ・ハイヴィジョンで収録していた。直後に放映されたものや、間もなく発売されたLDではその品質がわからなかったゆえ、今回のBD化でようやく真価を満喫できることを歓迎したい。それだけに字幕の不備は残念であるが。ギネス・ジョーンズは最後の輝きを放っていた頃であった。LD初出の際の資料だと1993年9月29日の上演を収録したものとのことであるが、この日は残念なことに、会心の出来であった24日の初回とは異なり、その声が数度かすれてしまった。後日NHKスタジオにてその部分だけ録り直したとのことで、耳がいい人ならその「数カ所」に気付くかもしれない。そしてルネ・コロは生涯最高の出来のひとつといってよい。ハンナ・シュヴァルツも持ち味の安定感。ロバート・ロイドはバスの魅力をこれほど満喫させてくれた舞台はなかった(録音だとその魅力は伝わりきらないが)。歌手の出来だけでいうと、これ以上のディスクは少なくとも1970年代以降には存在しない(むしろ、あったら教えてほしいくらいである)名演といえる。

goett さん | 東京都 | 不明

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P社発売のLDを今でも後生大事に持ってい...

投稿日:2016/05/01 (日)

P社発売のLDを今でも後生大事に持っているが肝心の機械の方が壊れて久しく、同じP社のDVD化されたものは時折中古で見かけても非常に高価で二の足を踏んでいたところ思いがけず当BDに出くわし価格も手ごろで早速注文した。主役2人は共に盛時を過ぎているが、全くそれを感じさせないぐらい立派。コロのトリスタンはバイロイトのものもあるがジョーンズのイゾルデは他に音源も映像も正規のものは無いので特に貴重。幕切れが最大の聴かせどころであり、兎に角、最後まで声が続くかどうかハラハラしないで済むのは、この人ぐらい。このドラマテックなイゾルデに対峙できるのはリポヴシェクあたりでは弱くシュヴァルツぐらいしか思い当たらない。実際1幕での掛け合いは凄絶。コウトの指揮は悪くはないが今一つウネリが欲しかった。演出、装置は素晴らしいと思う。(以上は大分前にLDを視聴しての感想)

popai16 さん | 神奈川県 | 不明

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