出セイカツ記 衣食住という不安からの逃避行

ワクサカソウヘイ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309030746
ISBN 10 : 4309030742
フォーマット
出版社
発行年月
2022年10月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
268p;20

内容詳細

「石を売る」「穴を掘る」「一年間布団で寝続ける」「限界まで断食する」―。日常をささやかに変える試みを通じて「社会の当たり前」を考察し、「衣食住」にまつわる根源的な矛盾や不安について、ユーモラスに指摘しながら、解決の糸口を探る傑作冒険エッセイ!

目次 : 創「生」記(もしくはプロローグ)(禁断の野草食)/ 旧約「生」書(「生活苦」からの脱走―磯のベーシックインカム/ 「食」からの脱走―食べるべきか、食べないべきか、それが問題だ ほか)/ 亀と鳥による福音書(賛美歌 「宿命」からの脱走―ファイナルファンタジー・スッポン、あるいはスーパーハード・バードウォッチング)/ 新約「生」書(「閉塞感」からの脱走―これからを生き抜くための小さな密林/ 「現実」からの脱走―君たちはどう仮死するか)/ 黙示録(もしくはエピローグ)(出セイカツ記)

【著者紹介】
ワクサカソウヘイ : 1983年に馬小屋ではなく練馬に生まれる。文筆業。コラムやルポを主なフィールドとして執筆活動に勤しんでいる。また制作業や構成作家として多くの舞台やコントライブ、イベントにも携わっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • くさてる さん

    面白かった。まさにリアルタイムで楽しめる、同じ時代を生きている人ならではの不安と生活の雑記だと思う。みんな将来が不安で、それでもあんまり向き合わずに生きているところを、著者は体当たりでなんとかしようといろんなことを始めてしまう。うん、「しまう」のです。この行動力のエネルギーがまず「不安」だというこの不安定さと、現実の著者の生活力の高さがマッチしないあたりが、実にリアルで面白かった。他の本も読んでみたいです。

  • サウナ探偵 さん

    前半の海もぐったり石売ったり泥売ったりするところはおもしろかった。後半はちょっとダレてきて目が滑った。おれは割と適当にその場その場で理屈をこじつけて納得して生きてるから、本書の内容って大体「知ってた考え」だった。でも、そうではない完璧主義者、理想主義者、べき論にとらわれて消耗してる人を救う本だと思う。

  • FuSa さん

    ネガティブっぷりと行動力のアンバランスさみたいのが想像の斜め上だしそこから飛躍していく論理も想像のはるか斜め上すぎた。

  • nobu23 さん

    食事やお金といった、現在の人間が囚われている価値観に対して、疑問に思う作者が、断食や海での時給自足、フリマで拾った石を売るなどの行動を行う本。 行動半分、意識は高く無い作者の思想半分といった構成。

  • ねじおさん さん

    この人の生が自然と近いのがとてもうらやましい。野草食べてみたいな。最後の生活は今のわたしとほぼ一緒で笑った(笑えない)

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