ロンベルク、ベルンハルト(1767-1841)

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CD 輸入盤

チェロ・ソナタ集 メルコンヤン、バルヤン

ロンベルク、ベルンハルト(1767-1841)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
88883722872
組み枚数
:
1
レーベル
:
Dhm
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

ロンベルク:チェロ・ソナタ集
ダーフィト・メルコンヤン&ミカエル・バルヤン


アルメニア出身でピリオド楽器演奏の分野で話題を呼んでいる、ダーフィト・メルコニアンとミカエル・バルヤンのデュオによるドイツ・ハルモニア・ムンディへのレコーディング・デビューとなったアルバムです。
 ベルンハルト・ロンベルク[1767-1841]は、チェロという楽器の発展に大きく寄与したドイツの初期ロマン派の作曲家・チェリストです。父にチェロを学び、7才でコンサートを開き、ミュンスターの宮廷管弦楽団も参加。1790年からはボン・ケルン宮廷楽団の奏者を務め、ベートーヴェンと知り合い、ベートーヴェン(ヴィオラ)、アントン・リース(ヴァイオリン)、ベルンハルト・ロンベルク(チェロ)の三人が参加した四重奏演奏の記録も残っています。パリでは「チェロのパガニーニ」とも呼ばれていました。またロンベルクはチェロの楽器としての改良にも取り組み、指板や駒の形状を変更することでヴィヴラートをかけやすくなるなど、技巧的かつロマンティックな表情付けができる演奏を容易にし、現代チェロの構造に続く改良の端緒となりました。そうした改革に対応する形でパリの名工ニコラス・リュポによって制作されたチェロは、「パリのストラディヴァリウス」とも呼ばれているほど、現代でも屈指の名器と言われています。
 この録音では、オリジナルのニコラス・リュポ1820年製のチェロと1800年頃の弓と裸のガット弦が使われています。さらにロンベルクが書いた奏法教本を研究しつくし、この録音に望んでいます。「作品5」は3曲のソナタで構成された若書きの作品で、高域の技巧的なパッセージはロンベルクならではで、優しく温かな歌に溢れたメロディも、シンプルさの中にロマンティシズムが満ち溢れています。またこれらの作品は、ブラームスのチェロ・ソナタ第1番に強い影響を与えたといわれています。ロンベルクの作品はチェロの教本などにも載っており、チェロの学習者には親しみのある作品ですが、この楽器と奏法だからこそ生かされた、これまでとは全く異なった素晴らしい演奏が再現されています。(DHM)

【収録情報】
ロンベルク:
・チェロ・ソナタ 変ホ長調 Op.5-1
・チェロ・ソナタ ヘ長調 Op.5-2
・チェロ・ソナタ 変ロ長調 Op.5-3

 ダーフィト・メルコンヤン(クラシカル・チェロ/ニコラス・リュポ1820年製)
 ミカエル・バルヤン(フォルテピアノ/ラグラッサ1815年製)

 録音時期:2012年9月
 録音場所:ケルン、ドイチュランド放送室内楽ホール
 録音方式:ステレオ(デジタル)

ユーザーレビュー

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