基本情報
内容詳細
小説を書く準備のために…。「瞬間のエクリチュール」としての俳句を分析し、プルーストを中心とする作家の創造のプロセスに迫る、バルト最後の思索の光芒。開かれずに終わったセミナー「プルーストと写真」も収録。
【著者紹介】
ロラン バルト : フランスの批評家・記号学者。1915年、シェルブールに生まれる。生後1年たたぬまに海軍士官の父が戦死。幼年期を南西部バイヨンヌで過ごしたのち、パリに移る。パリ大学に進む直前に肺結核を発病、46年まで各地のサナトリウムなどで療養生活を送った。47年ごろから新聞や雑誌で批評活動をはじめ、数々の著作を発表。60年からパリの高等学術研究院の教職につき、76年、コレージュ・ド・フランスの教授に就任、「文学の記号学」の講座を担当した。80年、交通事故に遭い3月26日に逝去
石井洋二郎 : 1951年生まれ。東京大学大学院総合文化研究科教授(地域文化研究専攻)。専門は、フランス文学・地域文化論。翻訳にはブルデュー『ディスタンクシオン1・2』(渋沢・クローデル賞本賞)、『ロートレアモンイジドール・デュカス全集』(日本翻訳出版文化賞、日仏翻訳文学賞)などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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人物・団体紹介
ロラン バルト
1915‐1980。フランスの批評家・思想家。1953年に『零度のエクリチュール』を出版して以来、現代思想にかぎりない影響を与えつづけた。1980年2月25日に交通事故に遭い、3月26日に亡くなった
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