ロベルト・ボラーニョ

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改訳 通話 ボラーニョ・コレクション

ロベルト・ボラーニョ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784560092644
ISBN 10 : 4560092648
フォーマット
出版社
発行年月
2014年10月
日本
共著・訳者・掲載人物など
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追加情報
:
260p;20

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読書メーターレビュー

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  • ヘラジカ さん

    チリ人作家ロベルト・ボラーニョによる多彩な短篇集。個性的と言えるほど印象深い生と死があるわけではないが、主題も作風もバラエティに富んでいて面白い。しかし、唸るくらいに良いと感じるものもあれば、まるで心に響かない作品もあって困惑した。解説や訳者あとがきでも示唆されている通り、他の作品を読んでから再読してこそ真価を掴むことが出来るのかもしれない。「センシニ」「エンリケ・マルティン」「芋虫」「雪」などはとても良かった。「刑事たち」はマヌエル・プイグへのオマージュなのかと思ったがどうなのだろう?要再読。

  • ドン•マルロー さん

    大長編2666を読み終えてしばらく経つが余韻が未だにひかない。むしろ作品のあまりの底知れなさに気づき、圧倒され、本当の意味で魂を揺さぶられだしたのは最近になってからなのだ。その遅れてやってくる衝撃の根拠を探るために本書を手にとった。初期の短編を集めたものらしいが、すでにボラーニョ文学の色彩が濃厚だ。ひょっこり出てきてはすぐに殺害されたり消え去ったりする登場人物に、不相応にスポットが当てられるところなどまさしくそうだろう。彼の作品では名もなき人間など存在しないのだ。ちょうどこの”愛すべき”世界と同じように。

  • のりすけたろう さん

    久々のロベルト・ボラーニョ💕やっぱり楽しい✨2666 また、読みたい!いつも枕の横にお守りのように2666 があるのだけど、図書館の罠でたくさん借りちゃうからなかなか再読できない(´;Д;`)笑 でも、次はアメリカ大陸のナチ文学だな⭐️

  • 三柴ゆよし さん

    再読。ボラーニョのエッセンスが凝縮された短篇集。「センシニ」「エンリケ・マルティン」の二作が白眉だとおもう。特に「エンリケ・マルティン」は最後まで読むと、つぎはおまえの番だ、と喉元にナイフをつきつけられるような感じがする。文学の魔にとりつかれ、それを追いもとめる者は、いずれは自身もまた追われる側にまわるしかないという恐怖を描いている点で、『アメリカ大陸のナチ文学』『はるかな星』にも通じる部分がある。

  • ぞしま さん

    本作も素晴らしかった。『野生の探偵たち』で見られた他者の語り口の集積のようなものもありながら、また違う多彩な語り口•話法が見られたようにも思う。挿話が挿話を呼んでいると言うか…挿話は他の作品の挿話であり、詰まる所ボラーニョの小説世界はつながっているということなのだろう。勝手な同胞意識が膨張していく。いつかさようならをするまではついて行くしかない。アルトゥーロ•ベラーノの内奥に溢れる詩情、それは鋭く詩性を疑義し拒否するが、その様は言葉に焦がれる者の持つ宿命的な哀しみに肉薄しているように思える。

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