ロバート・j・シラー

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それでも金融はすばらしい 人類最強の発明で世界の難問を解く。

ロバート・j・シラー

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784492654583
ISBN 10 : 4492654585
フォーマット
出版社
発行年月
2013年12月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
20

内容詳細

CEO、投資マネージャー、銀行員、弁護士、保険業者、会計士、規制当局、トレーダー、慈善家。みな、よりよい社会の実現にかかわっている。すべての金融関係者に勇気と希望を与える書。

目次 : 序章 金融、財産管理、そしてわれわれの目標/ 第1部 役割と責任(最高経営責任者(CEO)/ 投資マネージャー/ 銀行/ 投資銀行/ 住宅ローン業者と証券化業者 ほか)/ 第2部 金融への不安(ファイナンス、数学、美/ ビジネスマンと理想主義者はちがうのか/ リスクを取ろうとする衝動/ 因習性と馴染み深さへの衝動/ 負債とレバレッジ ほか)

【著者紹介】
ロバート・J・シラー : イェール大学経済学教授。1972年にMITで経済学のPh.D.を取得。「資産価格の実証分析」を評価され、2013年にノーベル経済学賞を受賞。2000年に刊行された『投機バブル根拠なき熱狂』は、アメリカのITバブル崩壊を予言した書としてベストセラーとなった。同じくノーベル経済学賞を受賞(2001年)したジョージ・A・アカロフとの共著『アニマルスピリット』も、サブプライムローンに端を発する金融危機を理解する書物としてベストセラーとなった

山形浩生 : 1964年東京生まれ。東京大学工学系研究科都市工学科修士課程、マサチューセッツ工科大学不動産センター修士課程修了。大手調査会社に勤務する一方で、科学、文化、経済、コンピュータなどの幅広い分野で翻訳・執筆活動を行っている。著書・翻訳書多数

守岡桜 : 翻訳家。共訳多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • KAZOO さん

    この本は、筆者がのノーベル経済学賞を受賞したので、このような立派な装丁にして緊急出版されたのだと思います。内容はどちらかというと学術的なものではなく、時評的なものになっています。なぜ出版社はこのようなことをして読者が離れていくことをするのでしょうか?持って歩くのも大変ですし、同じ著者の日経から出ている「新しい金融秩序」のほうが良心的だと感じます。

  • 俊 さん

    金融がいかに社会に貢献しているかを述べた本です。前半で金融に関わる職業の役割を概説し、後半では金融の課題と改善案を語っています。現在の金融システムには不備があるものの、改善や金融の民主化を進めていけば、もっと多くの問題に対処できるという著者の意見に概ね賛同します。訳者は、メキシコの石油流出事故の被害を過小評価したり、リーマン・ショックを起こした業界に同情的だったりする著者の姿勢を少し疑問視していますが、全部含めて新しい視点として参考になりました。金融関係の人は勿論、金融嫌いの人が読むのもアリでしょう。

  • 壱萬弐仟縁 さん

    2012年初出。 第14章教育者、第18章慈善家、 第27章格差と不公正、第28章慈善の問題 がさしあたりの優先テーマ。 第14章 1881年米国発のビジネススクールはジョセフ・ ウォートンがペンシルベニア大学に設立(212頁)。 ビジネス教育は、ある程度は職業教育でなくてはならぬ(216頁)。 第18章 何となくこの著者の考えと僕の考えは符合しない。 慈善もエゴイズムの発露(252頁)とは承服できない。 儲けたカネで社会を良くしようと思うのがふつうでないか。  

  • 羊山羊 さん

    本著の本質は、金融×人類史だ。只の金融擁護本ではない。金融擁護の本としてみると、その金融者に奮起を促す様や、若干匂うルサンチマン的な態度がどうにも警戒心を呼び起こして凡々な1冊になってしまう。本著中のアニマルスピリットや金融の民主化、といった個々のアイデア、指摘は人類史を著者の観点から覗き見た1冊と思って読むと、そのポジティブな未来視、巨視的な観点が凄く腑に落ちる1冊。個人的にはタイトルを頭から振り払って読むべき本だと思った。

  • 青緑 空 さん

    金融資本主義をひたすら擁護している。そして昨今、金融至上主義が敵視されていることも理解していると何度も出てくる。それでも金融は素晴らしものだ、金融のシステムがなければ現在のような豊かな社会は出来上がってないと主張する。世界規模の大災害があっても経済的な被害が少なくて済んでいるのは金融のおかげだと。大恐慌があってもそれに対応したシステムが構築され、常に良くなっていると言っているが、まるで説得力がない。信頼して欲しいのなら、ぜひ、待ったなしの地球規模の環境問題を解決するよう金融をコントロールしてもらいたい。

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