ロバート・b・パーカ-

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盗まれた貴婦人 ハヤカワ・ミステリ文庫

ロバート・b・パーカ-

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784151786570
ISBN 10 : 4151786570
フォーマット
出版社
発行年月
2012年09月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
349p 15cm(A6)

内容詳細

17世紀の名画『貴婦人と小鳥』が美術館から盗まれ、身代金が要求される。事件を内密に処理したい美術館側の意向を受けた美術史教授のプリンスが受け渡しに赴く。依頼を受けたスペンサーは護衛として彼に同行した。だが受け渡しは失敗、プリンスはスペンサーの眼前で命を落としてしまう。誇りをかけ、無償での調査を開始するスペンサー。だが事件の鍵は名画の来歴に潜む闇の奥に存在した。サスペンスフルに展開する注目作。

【著者紹介】
加賀山卓朗 : 1962年生、東京大学法学部卒、英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • Kircheis さん

    ★★★☆☆ スペンサーシリーズ第38作目。 ホーク等サブキャラが登場せずスペンサーが単独で事件解決に当たる、どことなく第1作目の『ゴッドウルフの行方』を彷彿とさせる骨太なストーリー。相手がスペンサーを殺そうと2度も襲撃してくるのは珍しい。ただし事件の黒幕と動機は中盤で予測できてしまい、やや捜査パートが冗長になってしまった感もある。 最後に母は強しでウィニフレッドが元FBIの実力を発揮する場面は絵になる。絵画盗難事件に端を発する本作に相応しい。

  • アイゼナハ@灯れ松明の火 さん

    盗まれた絵画と身代金を交換する際の護衛を依頼されるスペンサー。しかし、絵画を取り戻したはずの依頼人はスペンサーの眼前で爆殺されてしまう。例によって無償での捜査を開始したスペンサーの身に、明らかにプロの手による殺意が迫る…こんな展開なのに応援も呼ばず、ホークすら海外出張中であるという異色のエピソード(笑)否応なしにスペンサーとスーザンの二人にスポットが当たるなか、二人の間に流れる空気に、これまで積み上げてきた歴史を感じてしみじみするのは、この巻がラスト前という絶妙な位置にいる感傷からくるのかも知れないね。

  • 白きゅま さん

    スペンサーシリーズ第38作。17世紀の名画「貴婦人と小鳥」が美術館から盗まれ、身代金が要求される。身代金取引の護衛の依頼を受けたスペンサーだが、受け渡しは失敗し、依頼人であるアッシュトン・プリンスはスペンサーの眼前で殺されてしまう!一体犯人は誰なのか?雪辱の為に無償で捜査を開始する今作は、シリーズには珍しいサスペンスな展開となっています!今作には、僕の好きな相棒のホークが最後まで登場せず、非常に悲しいです(T_T)シリーズもいよいよ残り1冊になりました!続けて読みます(^^)/

  • bapaksejahtera さん

    シリーズ38作目。強奪された名画と引換えの大金を運ぶ美術史教授の護衛に雇われた主人公。教授は眼前で絵画と共に爆死。これを恥じるスペンサーは調査を続けるが、被害の美術館初め関係者は情報を秘匿する。屡々襲ってくる殺人者にもめげず彼は捜査を継続する。もうスペンサーが何歳になっているのか分らないが、老主人公はホークや他の助っ人にも頼らず元イスラエル兵らしい巨漢を相手に易易と武闘に勝利する。慶賀に堪えない。シリーズで残されたのは一作品しかないが破綻のない佳作。本作では警察のお馴染み捜査官達の個性も見事に描かれている

  • 紫草 さん

    再読。スペンサーシリーズ最後の1冊を未だ読む気になれず、その前の2冊ぐらいを何度も読んでます。そんなに何度も読むほど傑作ってわけではないんですが。でも、スペンサーシリーズは、ハードボイルドに似つかわしくなく、春の気持ちいい季節になると読みたくなります。スペンサーがストイックに体鍛えてたり、手抜きしないできちんと料理したりしてるとこが、そんな気分になるんです。

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